特許
J-GLOBAL ID:200903028642677702

深絞り用高張力鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-296668
公開番号(公開出願番号):特開平7-150331
出願日: 1993年11月26日
公開日(公表日): 1995年06月13日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】浸炭処理鋼板の強度-延性バランス、耐時効性を改善し、深絞り性にすぐれた高張力鋼板を製造する。【構成】C,Al,S,N,TiおよびNbを特定した鋼において、このTiとNbとは下記式;(12/48)Ti*(mass%)+(12/93)Nb(mass%)≧C(mass%)+0.003ただし、Ti*(mass%)=Ti(mass%)-(48/32)S(mass%)-(48/14)N(mass%)の関係を満たして含有し、仕上冷延とした後、650〜800°Cの温度に30min以上保持するオープンコイル再結晶焼鈍を施し、引き続き500〜750°Cの温度域の浸炭雰囲気中で浸炭処理を行い、その浸炭量を、板厚平均のC増加量にして0.002mass%以上かつ{(12/48)Ti*(mass%)+(12/93)Nb(mass%)-出発材のC(mass%)+0.003mass%}以下を導く処理を施す。
請求項(抜粋):
C:0.0050mass%以下、Al:0.010 〜0.10mass%、S:0.03mass%以下、 N:0.005 mass%以下を含み、かつTi:0.003 〜0.20mass%およびNb:0.003〜0.20mass%のうちから選ばれるいずれか1種または2種を含有すると同時に、このTiとNbとは下記式;(12/48)Ti* (mass%)+(12/93)Nb(mass%)≧C(mass%)+0.003ただし、Ti* (mass%) =Ti(mass%)-(48/32)S(mass%)-(48/14) N(mass%)の関係を満たして含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなる鋼を出発材として冷延鋼板とした後、650〜800°Cの温度に30min 以上保持するオープンコイル再結晶焼鈍を施し、引き続き500〜750°Cの温度域の浸炭雰囲気中で浸炭処理を行い、その浸炭量を、板厚平均のC増加量にして0.002 mass%以上かつ{ (12/48)Ti* (mass%)+(12/93)Nb(mass%)-出発材のC(mass %) +0.003mass%}以下を導く処理を施すことを特徴とする深絞り用高張力鋼板の製造方法。
IPC (6件):
C23C 8/22 ,  C21D 8/04 ,  C21D 9/48 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/50

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