特許
J-GLOBAL ID:200903028643292286

波長安定化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-303395
公開番号(公開出願番号):特開平9-129959
出願日: 1995年10月30日
公開日(公表日): 1997年05月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】ネットワークの伝送路の波長特性が環境の条件変化に従って変化した場合にも対応すべくその波長間隔の精度で基準波長が任意に設定可能で、さらに1台の装置で多数の半導体レーザの発振波長を制御することができる小型で経済的な波長安定化装置を提供する。【解決手段】相異なる発振波長を有するn個の被制御半導体レーザのそれぞれの出力光の各一部を光合波器で合波して光導波路に導き、その光導波路から前記出力光を空気中に放射し凸レンズを介して反射形回折格子分光器に照射し、この反射形回折格子分光器からの回折光を受光素子アレー上に収束し、一つの収束ビームスポットの該受光素子アレー上の予め定めた基準位置との位置ずれ量に比例する量を誤差信号を用いて各半導体レーザの発振波長を自動制御するように構成されている。
請求項(抜粋):
相異なる発振波長を有する第1から第n(ただし、nはn≧2の整数)のn個の被制御半導体レーザと、該n個の被制御半導体レーザのそれぞれの出力光の各一部を光合波器で合波して光導波路に導く手段と、該光導波路から前記出力光を空気中に放射し凸レンズを介して反射形回折格子分光器に照射する手段と、該反射形回折格子分光器からの回折光を該凸レンズにより複数の受光素子より成る受光素子アレー上に収束する手段と、該受光素子アレーの出力を走査して前記第1から第nの半導体レーザにそれぞれ対応する複数の収束ビームスポットによる各出力を検出する手段と、前記n個の被制御半導体レーザのうちの一つの半導体レーザに対応する一つの収束ビームスポットの前記受光素子アレー上の照射位置と当該一つの収束ビームスポットの該受光素子アレー上の予め定めた基準位置との位置ずれ量に比例する量を誤差信号として検知する手段と、該誤差信号を前記一つの半導体レーザに帰還して該基準位置に当該一つの収束ビームスポットが入射するように該一つの半導体レーザの発振波長を自動制御する手段と、前記受光素子アレーの出力の走査に従って前記n個の被制御半導体レーザについて順次前記制御が繰り返されるようにする手段とを備え、前記第1から第nのn個の半導体レーザの発振波長がそれぞれ所望の値に設定できるように構成されたことを特徴とする波長安定化装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-154685
  • 波長可変半導体レーザ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-214529   出願人:国際電信電話株式会社
  • 特開昭58-175884

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