特許
J-GLOBAL ID:200903028648393692

ステップモータで位置調整部材を駆動する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小沢 慶之輔 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-099573
公開番号(公開出願番号):特開平8-280195
出願日: 1996年03月29日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ステップモータの動作の電気的な制御を可能にするとともに、ステップモータの回転子がその後で非電気的に、特に手動的に回転された場合でも、絶えずそのつど実際に達した位置を次の電気的制御のための初期位置として解明する、ステップモータによって位置調整部材を駆動させる装置の提供。【解決手段】 電気的制御がなされない段階中もエンコーダとして利用することによってステップモータの動作を継続することが可能であるので、-例えばモータの回転子と回転連結、または摩擦連結されている位置調整部材の手動操作の結果として-前記位置が電流によらずに変化した場合、電気的制御で最後に検知された位置を常に更新することができ、従って、制御電子素子には常にステップモータが新たな位置を占めるようにそこから電気的に制御される実際の位置の情報が伝えられる。
請求項(抜粋):
回転子が位置調整部材(11)と回転連結および(または)摩擦連結されているステップモータ(10)で位置調整部材(11)を駆動する装置であって、回転子を含めた位置調整部材もステップモータの電気的な制御によらずに、外部からの力またはモーメントの作用で調整可能である、巻線用の駆動パルスを発生する制御回路(12)を有する前記装置において、-回転子が永久磁石回転子であり、ステップモータが少なくとも2つの駆動巻線(10.1、10.2)を有していること、-前記制御回路(12)がモータ巻線(13A 、13B 、13C 、13D )を制御するための出力の他に、少なくとも2つの調整信号(UE 、UF )を受信するための少なくとも2つの入力(23.1、23.2)と、抑止信号を発するための更に別の出力(13I )とを有していること、-前記装置がモータ巻線(13A 、13B 、13C 、13D )を制御するための出力により制御されるステップ駆動段(15A,15B,15C,15D)を有し、それらの出力から少なくとも2つの駆動巻線(10.1、10.2)にステップ・パルスを印加できること、-各々のステップ駆動段(15Aから15D)が抑止信号(15aから15d)を受信するための特別の入力を有したとともに、該入力の各々が制御回路(12)の別の出力(13I)と連結され、更に、各々のステップ駆動段(15Aから15D)が、抑止信号を受信すると出力側で制御されている巻線端子(AからD)を高抵抗で遮断(freishalten)するように構成されたこと、-ステップモータ(10)の少なくとも2つの巻線(10.1、10.2)のそれぞれ2つの端子が、入力/出力状態の特定のヒステリシスを伴って構成された少なくとも2つの差動増幅器(18.1、18.2)の2つの入力と作用的に連結されたこと、および、-前記増幅器(18.1、18.2)の出力信号(UE,UF )を現在位置信号として制御回路(12)の少なくとも2つの入力(23.1、23.2)に伝送可能であることを特徴とする装置。
IPC (2件):
H02P 8/00 ,  G01B 21/22
FI (2件):
H02P 8/00 303 C ,  G01B 21/22

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