特許
J-GLOBAL ID:200903028650374158

車両の差動制限制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-244993
公開番号(公開出願番号):特開平7-096764
出願日: 1993年09月30日
公開日(公表日): 1995年04月11日
要約:
【要約】【目的】本発明は、車両の挙動がオーバステア傾向となる降坂時には、差動制限力を大きくすることにより、応答性よく、降坂操舵時の車両の安定性を向上させることを目的とする。【構成】目標減速度AR とブレーキペダルがオフかつアクセル開度αが0の状態における車輪加速度AV との減速度偏差AD の大きさにより、降坂路を検出できる。また、降坂路を検出したら、即差動制限力を強めるように加算油圧PL1を付加油圧Pに加えているので降坂操舵時におけるオーバーステア傾向が抑えられ、車両の安定性が向上する。また、減速度偏差AD が小さい、つまり減速度偏差AD の絶対値が大きいほど、加算油圧出力PL1を大きくしているので、傾斜がきついほど、差動制限力が強められて降坂操舵時におけるオーバーステア傾向が抑えられ、車両の安定性が向上する。
請求項(抜粋):
差動装置による左右輪の差動を制限する差動制限機構を有し、差動制限機構による差動制限力を制御する車両の差動制限制御装置において、車両が降坂状態にあることを検出する検出手段と、該検出手段により車両が降坂状態にあることが検出された時は、検出前の差動制限機構による差動制限力に比して検出後の差動制限力を増加させる差動制限力増加手段を備えていることを特徴とする車両の差動制限制御装置。
IPC (2件):
B60K 23/04 ,  F16H 48/20

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