特許
J-GLOBAL ID:200903028656177087

入出力処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-320599
公開番号(公開出願番号):特開平8-180007
出願日: 1994年12月22日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】 論理計算機システムに適用される入出力処理システムに関し、入出力要求の共用チャネルへの配分を最適化し、各論理計算機で実施中の業務への悪影響を防止する。【構成】 入出力要求待ち行列から取り出された入出力要求の起動の可否を判定する際、データ転送時間計測手段に計測および記録された当該入出力要求元の論理計算機による前回のインターバル時間内のデータ転送時間とあらかじめ指定されたサービス比からサービス比の充足率が求められる。そして、サービス比の充足率が1に達していない論理計算機からの入出力要求が優先的に起動されるので、サービス比の指定に応じて各々の論理計算機の入出力性能を確実に保証することが可能となる。したがって、入出力要求の共用チャネルへの配分を最適化し、各論理計算機で実施中の業務への悪影響を防止することができる。
請求項(抜粋):
単一の中央処理装置上で動作中の複数の論理計算機が一以上の共用チャネルを使用して入出力処理を行う論理計算機システムにおいて、各々の論理計算機について共用チャネルにおけるチャネル使用配分量があらかじめ登録管理されているチャネル使用配分管理手段と、各々の共用チャネルについて、動作中の論理計算機のそれぞれによるデータ転送時間を所定のインターバル時間ごとに計測し、当該共用チャネルに対応するチャネル管理テーブルに記録するデータ転送時間計測手段と、各々の共用チャネルおよび論理計算機について、前記データ転送時間計測手段に計測および記録された前記データ転送時間と前記チャネル使用配分量とからチャネル使用充足率を求め、前記チャネル使用充足率が所定の境界値に達しない論理計算機からの入出力要求を優先的に選択して起動する入出力処理選択起動手段と、を具備する構成としたことを特徴とする入出力処理システム。
IPC (2件):
G06F 13/10 330 ,  G06F 13/12 310

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