特許
J-GLOBAL ID:200903028658343944

新規キノリニウム塩化合物および重合開始剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 東海 裕作 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-080172
公開番号(公開出願番号):特開平6-271544
出願日: 1993年03月15日
公開日(公表日): 1994年09月27日
要約:
【要約】【目的】新規キノリニウム塩化合物の重合開始剤を提供する。【構成】一般式(1)で表されるキノリニウム塩化合物及びその重合開始剤。【化1】〔式中、R1 は、芳香環置換されているアルキル基、アルケニル基又はアルキニル基を表し、R2 、R3 、R4 、R5 は、それぞれ水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、アルコキシ基、水酸基、フェニル基、アルキルオキシカルボニル基又はアルキルカルボニルオキシ基を表す。但し、R1 が無置換ベンジルで、R2 、R3 、R4 、R5 が全て水素原子の場合を除く。XはSbF6 ,AsF6 、PF6 又はBF4 を表す。〕【効果】本発明の重合開始剤は、従来の重合開始剤に比べ、カチオン重合性化合物の重合開始剤として有効であり、加熱処理により、極めて迅速かつ低温で重合、硬化させることができる。
請求項(抜粋):
下記の化1で表されるキノリニウム塩化合物。【化1】〔式中、R1 は、芳香環で置換されているアルキル基、アルケニル基又はアルキニル基を表し、R2 ,R3 ,R4 ,R5 は、それぞれ水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、アルコキシ基、水酸基、置換されていても良いフェニル基、置換されていてもよいベンジル基、アルキルオキシカルボニル基又はアルキルカルボニルオキシ基を表す。但し、R1 が無置換ベンジル基、かつR2 ,R3,R4 ,R5 が全て水素原子の場合を除く。また、Xは、SbF6 ,AsF6 ,PF6 又はBF4 を表す〕
IPC (8件):
C07D215/10 ,  C07D215/18 ,  C07D215/20 ,  C07D215/26 ,  C07D215/50 ,  C08F 4/00 MKY ,  C08F 4/00 MNN ,  C08F 4/00 MNP

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