特許
J-GLOBAL ID:200903028661725114

カメラの手ぶれ補正装置およびその手ぶれ補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-268539
公開番号(公開出願番号):特開平5-080384
出願日: 1991年09月20日
公開日(公表日): 1993年04月02日
要約:
【要約】【目的】 写真撮影時にカメラに手ぶれが生じても、常にその手ぶれを打消すようにして、手ぶれ写真の発生を防止する。【構成】 写真撮影する際に生じる手ぶれは、ぶれセンサ6aで検出され、その検出信号は、一定時間毎にサンプリング回路6bでサンプリングされ、さらにフーリエ変換プロセッサ6cでフーリエ変換される。このフーリエ変換出力は、ぶれ演算回路6dでぶれ速度データとぶれ量データに変換され、さらに各データは、第1のメモリ11aに記憶されると共に演算回路10に入力されてぶれ補正データが算出され、これが第2のメモリ11bに記憶される。演算回路10は、今回と前回のぶれ検出データと今回のぶれ補正データとに基づいて次回のぶれ補正データを演算する。このぶれ補正データを受けてぶれ補正アクチュエータ9がフィルム面2上での手ぶれによる像位置の移動を打消すように補正用光学部材5を駆動する。
請求項(抜粋):
カメラ本体の手ぶれによって生じるフィルム面上での像位置の移動を補正するために撮影光学系の光路中に介挿された補正用光学部材と、この補正用光学部材を必要な方向に移動または傾斜させるぶれ補正アクチュエータと、上記カメラ本体の手ぶれを電気信号に変換して手ぶれ検出データを得るぶれセンサと、このぶれセンサからの手ぶれ検出データをフーリエ変換するフーリエ変換プロセッサと、このフーリエ変換プロセッサで得られるフーリエ変換データをぶれ速度データまたはぶれ量データに変換するぶれ演算回路と、このぶれ演算回路で得られたぶれ速度データまたはぶれ量データに基づいてカメラ本体のぶれによるフィルム面上での像位置の移動を、上記補正用光学部材を上記ぶれ補正アクチュエータで駆動して補正するためのぶれ補正データを演算する駆動演算回路と、を具備することを特徴とするカメラの手ぶれ補正装置。
IPC (3件):
G03B 5/00 ,  G02B 27/64 ,  G03B 17/00

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