特許
J-GLOBAL ID:200903028665225302

信号伝搬遅延検出方法,フレーム同期方法及び移動体通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本田 崇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-299919
公開番号(公開出願番号):特開平9-148978
出願日: 1995年11月17日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】 データの収集等を必要することなく、精度良く且つ容易に信号の伝搬遅延を求めること。【解決手段】 スレーブ基地局2の受信回路24はマスター基地局1の送信回路13から送信されたフレーム信号を受信して再生フレーム信号を得る。送信回路23は同期回路25により前記再生フレーム信号に同期させたスレーブ基地局2のフレーム信号をマスター基地局1に送信する。マスター基地局1の検出回路15は受信回路14により受信して得たスレーブ基地局2の再生フレーム信号とタイミング回路17から発生される自局の前記フレーム信号とを比較して、両信号のずれを検出する。CPU16は前記両信号のずれから信号伝搬遅延量を求めて、これを送信回路13からスレーブ基地局2の受信回路24を介してCPU26に送る。CPU26は受け取った信号伝搬遅延量を同期回路25にセットして、この伝搬遅延量に基づいてスレーブ基地局2のフレーム信号の送信同期を取る。
請求項(抜粋):
移動体通信システムを構成する2つの基地局間の信号の伝搬遅延を検出する信号伝搬遅延検出方法において、第1の基地局に送信信号と受信信号の送/受信タイミングのずれを検出する検出手段を設けると共に、第2の基地局に受信信号と送信信号の送/受信タイミングの同期を取る同期手段を設け、第1の基地局から第1の信号を第2の基地局に送信する第1のステップと、第1の基地局から送信された第1の信号を第2の基地局で受信し、この受信信号の受信タイミングに前記同期手段によって同期させたタイミングで、第2の信号を第1の基地局に送信する第2のステップと、第2の基地局から送信された第2の信号を第1の基地局で受信し、この第2の信号の受信タイミングと前記第1の信号の送信タイミングとのずれ情報を検出する第3のステップと、検出された前記ずれ情報から前記第1、第2の基地局間の信号の伝搬遅延量を求める第4のステップとから成ることを特徴とする信号伝搬遅延検出方法。
IPC (4件):
H04B 7/26 ,  H04Q 7/36 ,  H04L 7/00 ,  H04L 7/08
FI (4件):
H04B 7/26 K ,  H04L 7/00 B ,  H04L 7/08 Z ,  H04B 7/26 104 A

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