特許
J-GLOBAL ID:200903028672562675

超音波計測装置及び計測方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-146775
公開番号(公開出願番号):特開2009-294023
出願日: 2008年06月04日
公開日(公表日): 2009年12月17日
要約:
【課題】光干渉計等の光学的手段を用いて、液体中のある計測点における超音波を音響光学効果の影響を受けることなく計測するための装置及び方法を実現する。【解決手段】超音波計測装置1は、液体中に設置され、超音波により振動して超音波を検出するためのフィルム5を有する超音波検知用のセル6と、フィルム5の振動に起因する超音波信号を光学的に検出する光干渉計等とを備え、セル6は、フィルム5の背面側に前記フィルム5や液体よりも十分に小さな音響インピーダンス(密度と音速との積)を有する気体層8を設ける構成とし、気体層8によって超音波が前記フィルム5の背面に伝搬することを防止し、音響光学効果に起因する超音波信号の発生を阻止し、フィルム5の振動に起因する超音波信号のみを光学的に検出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
液体中に設置され、超音波により振動して超音波を検出するためのフィルムを有する超音波検知用のセルと、該フィルムの振動に起因する超音波信号を光学的に検出する光干渉計とを備えた超音波計測装置であって、 前記セルは、前記フィルムの背面側に前記フィルムや液体よりも十分に小さな音響インピーダンスを有する気体層を設ける構成とし、 該気体層によって超音波が前記フィルムの背面に伝搬することを防止し、音響光学効果に起因する超音波信号の発生を阻止し、前記フィルムの振動に起因する超音波信号のみを光学的に検出する構成としたことを特徴とする超音波計測装置。
IPC (2件):
G01N 29/24 ,  G01B 11/00
FI (2件):
G01N29/24 ,  G01B11/00 G
Fターム (9件):
2F065AA02 ,  2F065CC02 ,  2F065FF52 ,  2F065FF55 ,  2G047AA01 ,  2G047CA04 ,  2G047EA10 ,  2G047GA03 ,  2G047GD01

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