特許
J-GLOBAL ID:200903028672911360
文字認識装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-320412
公開番号(公開出願番号):特開平7-175892
出願日: 1993年12月20日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【目的】 ハードウエアによる距離計算部を有し、読み取った文字のイメージデータから文字を認識する文字認識装置に関し、1つの距離計算部だけで、複数の距離演算式に基づいた異なったアルゴリズムの距離計算が行えるようにして、ハードウエアの規模を増加させることなく認識速度の高速化を図ることを目的とする。【構成】 特徴量ベクトルを抽出する前処理/特徴抽出部2と、標準文字の特徴量ベクトルを保持する辞書メモリ42と、各標準文字と認識対象文字との特徴量ベクトルを比較してその距離を所定の演算式で求める距離計算部41と、該距離計算結果から所定のアルゴリズムに従って認識対象文字がどの候補文字に相当するかを判定するCPU1とを有する。そして、距離計算部41を、演算式の種類を回路データにより設定できるFPGA(Field Programable Gate Array) で構成し、演算式に対応する回路データを記憶する回路データ記憶手段9と、該回路データを該距離計算部に入力する回路データ入力部8とを設け、システム動作中に必要に応じて文字認識処理のアルゴリズムを変更するように構成する。
請求項(抜粋):
文字画像データから認識対象文字を切り出し前処理と特徴量ベクトルの抽出を行う前処理/特徴抽出部(2) と、複数の標準文字の特徴量ベクトルを保持する辞書メモリ(42)と、辞書メモリが保持する各標準文字の特徴量ベクトルと抽出された認識対象文字の特徴量ベクトルとを比較して両ベクトル間の距離を所定の演算式に従って計算する距離計算部(41)と、該距離計算結果をソーティングして複数の候補文字を選ぶソーティング部(43)と、所定のアルゴリズムに従って認識対象文字がどの候補文字に相当するかを判定するCPU(1) とを有する文字認識装置において、前記距離計算部(41)を、実行する演算式の種類を外部から与えられる回路データにより設定できるFPGA(Field Programable Gate Array) で構成するとともに、複数種類の異なった演算式に対応する回路データを記憶する回路データ記憶手段(9) と、該回路データを前記距離計算部(41)に入力する回路データ入力部(8) とを設け、該CPU(1) が、ある演算式による距離計算結果から認識対象文字がどの候補文字に相当するかの判定が出来ず、該距離計算の演算式を変えて距離の再計算をすることが必要と判断した場合に、該変更すべき演算式に対応する回路データを前記距離計算部(41)に設定するようにして、装置の動作中に文字認識処理のアルゴリズムを変更するようにしたことを特徴とする文字認識装置。
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