特許
J-GLOBAL ID:200903028676215376

無段変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-234603
公開番号(公開出願番号):特開平11-082706
出願日: 1997年08月29日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 アクチュエータの追従性が低下する低油温時に、外乱が過大になるのを防いで安定した制御を行う。【解決手段】 無段変速機の油温Tfに基づいてステップモータ64の駆動速度PPSを制御するステップモータ駆動部と、予め設定した制御対象モデルから実プーリ比に応じて演算した制御対象時定数に基づいて、外乱補償量を演算する外乱補償器とを備え、外乱補償器は、ステップモータ64の駆動速度PPSが所定値未満の場合には外乱補償入力を、指令プーリ比ipRからステップモータ64の実ステップ数ASTPに応じた換算プーリ比ipSTPに切り換える。
請求項(抜粋):
油圧に基づいて変速比が無段階に可変制御される無段変速機と、アクチュエータに駆動されて前記油圧を可変制御する変速制御弁と、車両の運転状態に応じて目標変速比を設定する目標変速比設定手段と、実際の変速比を検出する実変速比検出手段と、少なくとも変速機の油温に基づいて前記アクチュエータの駆動速度を制御する駆動速度制御手段と、予め設定した制御対象モデルから実変速比に応じて演算した制御対象時定数に基づいて、目標変速比を入力として外乱補償量を演算する外乱補償手段と、前記目標変速比とこの外乱補償量に応じて前記アクチュエータの駆動量を演算する駆動量演算手段と、この駆動量と前記駆動速度によってアクチュエータを駆動する駆動制御手段とを備えた無段変速機の変速制御装置において、前記アクチュエータの位置を検出する検出する位置検出手段と、前記外乱補償手段は、駆動速度が所定値未満の場合には外乱補償入力を、目標変速比からアクチュエータの位置に応じた値に切り換える入力切換手段を備えたことを特徴とする無段変速機の変速制御装置。
IPC (4件):
F16H 61/02 ,  F16H 9/00 ,  F16H 59:72 ,  F16H 63:06
FI (2件):
F16H 61/02 ,  F16H 9/00 F

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