特許
J-GLOBAL ID:200903028680343508

電気集塵機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-189657
公開番号(公開出願番号):特開平8-052381
出願日: 1994年08月11日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 電気集塵機の起動時間の短縮と、火花放電の抑制。【構成】 トンネル内の粉塵を含む空気の温度Tp、電気集塵機の電極間の印加電圧Vpを検出し、空気温度Tpをパラメータとする印加電圧Vpに対する許容最大放電電流I1を求め、許容最大放電電流I1が検出電流Ipを超えていれば、印加電圧Vsを予め定める時間変化率で上昇し、以下であればその印加電圧Vsを低下させることなく保持し、火花放電を抑制して円滑に希望する定常運転のための高電圧Vb1に、もたらす。さらに空気の予め定める基準温度Tbと定常運転時の予め定める印加電圧Vbとによって、定常運転時の放電電流I2を求め、この放電電流I2と検出電流Ipとの差Ebによって、設定された印加電圧Vbを補正し、火花放電を抑制して定常運転時の定電流運転を行う。
請求項(抜粋):
電圧を印加した電極間に粉塵を含むガスを流過する電気集塵機の制御装置において、前記ガスの温度Tpを検出する温度検出手段と、電極間の印加電圧Vpを検出する電圧計と、電極に流れる電流Ipを検出する電流計と、温度検出手段と電圧計の出力とに応答し、許容最大放電電流I1を求める演算手段と、演算手段の出力I1と電流計の検出電流Ipとの差を求める減算手段と、減算手段の出力に応答し、許容最大放電電流I1が検出電流Ipを超えるとき、電極間に印加する電圧を予め定める時間変化率で上昇する電圧制御信号を導出し、許容最大放電電流I1が検出電流Ip以下のとき、電極間に印加する電圧を保持する電圧制御信号を導出する電圧制御信号発生手段と、電圧制御信号に応答して、電圧を発生して電極間に供給する電圧発生手段とを含むことを特徴とする電気集塵機の制御装置。

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