特許
J-GLOBAL ID:200903028680758961

電動パワーステアリング装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-335441
公開番号(公開出願番号):特開平8-175406
出願日: 1994年12月22日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】【目的】モータとステアリングシャフトとの間に介在する伝達機構のバックラッシにより、操舵方向切り換え時等に異音、衝撃等が発生することを防止する。【構成】モータ12の出力軸の回転数をパルス発振器18により検出してモータカウンタ28により所定時間の回転数からモータ角速度ω<SB>M </SB>及びモータ角加速度ω<SB>M </SB>′を算出し、このモータ角速度がω<SB>M </SB><α、トルク検出値T及びモータ角速度ω<SB>M </SB>′に基づくモータ12の慣性モーメントT/ω<SB>M </SB>′がT/ω<SB>M </SB>′<γであるとき、すなわち、減速ギヤ10のギヤがバックラッシ間を移動しギヤが空転状態である間は、トルク検出値Tと車速検出値Vとをもとに設定したモータ電流指令値S<SB>I </SB>′をローパスフィルタ処理した値をモータ電流指令値S<SB>I </SB>としてモータ駆動回路30に出力することにより、この間モータ12を緩やかに駆動し、バックラッシ間移動後にギヤが噛み合うときの衝撃を和らげる。
請求項(抜粋):
操舵系の操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、前記操舵系に対する操舵補助力を発生する電動モータと、該電動モータで発生した操舵補助力を前記操舵系に伝達する歯車を使用した動力伝達機構と、少なくとも前記操舵トルク検出手段のトルク検出値に基づいて前記電動モータに操舵補助力を発生させる制御信号を出力する制御手段と、該制御手段からの制御信号に基づいて前記電動モータの通電方向及び通電量を制御するモータ駆動回路とを備えた電動パワーステアリング装置の制御装置において、前記電動モータの回転状態を検出する回転状態検出手段と、該回転状態検出手段の回転状態検出値に基づき前記動力伝達機構の歯車がバックラッシ間を移動する空転状態であることを検出したとき前記制御信号を補正する補正手段とを備えることを特徴とする電動パワーステアリング装置の制御装置。
IPC (4件):
B62D 5/04 ,  B62D 6/00 ,  B62D101:00 ,  B62D119:00

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