特許
J-GLOBAL ID:200903028682648853

著作権保護システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-065766
公開番号(公開出願番号):特開平11-265317
出願日: 1998年03月16日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】【課題】 デジタルデータの不正利用を防止し、著作者の著作権を保護し、デジタルデータの作成に関与したすべての作成者に対する著作権を保護し、デジタルデータに対する利用権をコンピュータ毎でなくユーザ毎にも付与可能にする著作権保護システムを提供する。【解決手段】 ファイルシステム(FS)3はファイル内容の読み出しサービスを要求された場合については、対象ファイルが暗号ファイル43であるとき、暗号属性の値が意味する復号アルゴリズムとファイルの識別子を使って携帯記録装置5から選択した復号鍵51を用いてデータを復号し、復号データを要求元に渡し、対象ファイルが暗号ファイルでないとき、ファイルのデータをそのまま要求元に渡す。
請求項(抜粋):
ファイルシステム、オペレーティングシステム、携帯記録装置および鍵管理センタを有する著作権保護システムであって、前記ファイルシステムは、ファイルの集合を管理し、前記ファイルに関して内容の読み出しサービスを行い、前記ファイルは、記録されるデータ自身に加え、前記データの内容を一意に識別する識別子および属性を有し、前記属性は、前記データが暗号化されている場合は対応する復号アルゴリズムを示す値を持ち、前記データが暗号化されていない場合は暗号化されていないことを示す値を持つ暗号属性を有し、前記オペレーティングシステムは、アプリケーションプロセスを管理し、該アプリケーションプロセスから前記ファイルシステムへの前記ファイル内容の読み出し操作を含む前記アプリケーションプロセスに関わる全入出力処理を制御し、前記携帯記録装置は、ユーザによる携帯が可能であり、ユーザが本システムを利用する時だけ、本システムに接続され、前記識別子に対応する復号鍵が格納され、前記鍵管理センタは、前記識別子と前記復号鍵を対にして管理し、前記ファイルシステムは、前記ファイル内容の読み出しサービスを要求された場合については、対象となる前記ファイルが前記暗号属性に復号アルゴリズムを示す値が設定されている暗号ファイルであるとき、前記暗号属性の値が意味する復号アルゴリズムと前記ファイルの前記識別子を使って前記携帯記録装置から選択した前記復号鍵を用いて前記データを復号し、取得した復号データを要求元に渡し、対象となる前記ファイルが前記暗号ファイルでないとき、前記ファイルの前記データをそのまま要求元に渡し、前記オペレーティングシステムは、前記アプリケーションプロセスに対し、前記ファイルシステムから前記ファイル内容の読み出しサービスを使って前記暗号ファイルから読み出したデータを渡す場合、前記アプリケーションプロセスによる前記アプリケーションプロセス以外への前記データの引き渡しに制限を与えることを特徴とする著作権保護システム。
IPC (7件):
G06F 12/14 310 ,  G06F 12/14 320 ,  G06F 12/00 537 ,  G06F 17/00 ,  G09C 1/00 630 ,  G09C 1/00 660 ,  H04L 9/08
FI (7件):
G06F 12/14 310 K ,  G06F 12/14 320 B ,  G06F 12/00 537 A ,  G09C 1/00 630 B ,  G09C 1/00 660 D ,  G06F 15/20 Z ,  H04L 9/00 601 B

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