特許
J-GLOBAL ID:200903028687572332

残存生コンクリートの処理方法および処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-343854
公開番号(公開出願番号):特開平10-180238
出願日: 1996年12月24日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 スラッジの沈降によらずにスラッジ水を濃縮化して、スラッジの堆積固着やアルカリ皮膜の付着を良好に抑制することのできる残存生コンクリートの処理方法および処理装置を提供すること。【解決手段】 原水槽7に水和遅延剤水溶液71を、貯水槽3に清水73を、それぞれ貯えておく。洗車移送ポンプ23を駆動して、配管21bを介して洗車場に水和遅延剤水溶液71を供給すると、洗車後の処理水は、骨材を回収された後、スラッジ水75として配管35より原水槽7へ送られる。この処理により原水槽7内にスラッジ水75が蓄積され、更に処理を繰り返すとそのスラッジ水75が次第に濃縮化される。濃縮化後、補給水ポンプ13を駆動して清水73により所望濃度に希釈し、配管21aを介して回収水槽5へ送る。
請求項(抜粋):
生コンクリートの水和を遅延する水和遅延剤の水溶液を原水槽に貯留した後、該原水槽内の水を洗浄水または希釈押水として利用して残存生コンクリートを処理し、その処理水から骨材回収後に得られたスラッジ水を上記原水槽に回収して再び洗浄水または希釈押水として利用することにより上記スラッジ水を濃縮化する第1工程と、上記濃縮化後のスラッジ水の濃度を調整した後、そのスラッジ水を生コンクリート製造プラントへ送り再利用する第2工程と、を備えたことを特徴とする残存生コンクリートの処理方法。
IPC (3件):
C02F 1/00 ,  B03B 5/28 ,  B28C 7/00
FI (3件):
C02F 1/00 Q ,  B03B 5/28 Z ,  B28C 7/00

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