特許
J-GLOBAL ID:200903028688117485

画像模擬装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-287592
公開番号(公開出願番号):特開平10-116024
出願日: 1996年10月09日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【課題】視野環境に対する注視点の位置関係において、観測者に視野環境がどのように認識されているかを模擬画像として表示すること。【解決手段】視野環境の原始画像を作成し、その原始画像における注視点を指定する。又、認識対象物の輝度に対する観測者の視覚によって感じる明度との関係を規定した感度特性を順応度毎に記憶しておく。注視点を中心とした所定関数により原始画像の輝度を加重積分し、観測者が視野環境の注視点を注視した時の観測者の視覚の順応度を実順応度として演算する。その実順応度に対応する感度特性と、模擬画像を見る環境における観測者の視覚の順応度を基準順応度として、その基準順応度に対応する感度特性とから、観測者により感じられる明度が、実順応度と基準順応度とにおいて等しくなるように、原始画像の明度を変換して、模擬画像を生成する。
請求項(抜粋):
視野環境を観測者が見る時、観測者の視覚の明るさに関する順応度により変化し、観測者により感じられる視野環境を模擬画像として表示するようにした画像模擬装置において、視野環境の原始画像を作成する環境画像作成手段と、前記原始画像における注視点を指定する注視点指定手段と、認識対象物の輝度に対する前記観測者の視覚によって感じる明度との関係を規定した感度特性を前記順応度毎に記憶した感度特性記憶手段と、前記注視点を中心とした所定関数により前記原始画像の輝度を加重積分することで、前記観測者が前記視野環境の前記注視点を注視した時の観測者の視覚の順応度を実順応度として演算する実順応度演算手段と、前記実順応度に対応する前記感度特性と、前記模擬画像を見る環境における観測者の視覚の順応度を基準順応度として、その基準順応度に対応する前記感度特性とから、観測者により感じられる明度が、前記実順応度と前記基準順応度とにおいて等しくなるように、前記原始画像の輝度を変換して、前記模擬画像を生成する模擬画像生成手段とから成ることを特徴とする画像模擬装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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