特許
J-GLOBAL ID:200903028691591180
動画像処理システムにおける動画像情報検出装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
香取 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-030415
公開番号(公開出願番号):特開平9-223234
出願日: 1996年02月19日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】 動画像のシーンチェンジフレームを正確に検出する。【解決手段】 画像入力部10を介して入力したビデオ信号は、画像記憶部12に所定のフレームずつ蓄積される。シーンカット部14は、それぞれのフレームを読み出して、その輝度値の総和を求め、隣接するフレームとの差分値を求める。これにより、差分量が所定の値を越える場合にシーンチェンジフレームとして、次のシーンチェンジフレーム間との一連のフレームをシーン候補区間とする。代表領域抽出部16は、シーン候補区間のそれぞれのフレームに共通の出現頻度の高い輝度値を代表領域として抽出する。これらは代表領域照合部18に供給され、直前のシーン候補区間での代表領域と照合される。その結果、両シーン候補区間での代表領域が類似性が高い場合に、シーン併合部20にてシーン候補区間が一つのシーンに併合されて出力される。類似性が低い場合には、それぞれのシーン候補区間がそれぞれ一つのシーンとしてそのまま出力される。
請求項(抜粋):
入力する動画像信号から動画像中の同一場面を表わすシーン情報を検出する動画像処理システムにおける動画像情報検出装置において、該装置は、時系列に入力される一連の複数フレームの動画像データを各フレーム毎に2次元空間データとして格納する画像記憶手段と、該画像記憶手段から順次読み出した画像データのうち隣接するフレームの画像データとの変動が大きいフレームをシーン変化点フレームとして検出して、該シーン変化点フレームから次にシーン変化点フレームとして検出されるフレームまでを動画像データのシーン候補区間として、それぞれ検出するシーンカット手段と、該シーンカット手段にて検出されたそれぞれのシーン候補区間にて、そのシーンの各フレームにて共通する代表的な特徴を示す情報をそれぞれ抽出する代表領域抽出手段と、該代表領域抽出手段にてそれぞれ抽出された特徴情報を時間的に連続するシーン候補区間同士にて比較して、それらの特徴情報の類似性をそれぞれ判定する判定手段と、該判定手段にて類似性が高いと判定された連続するシーン候補区間同士を一つのシーン区間としてそれぞれ併合し、類似性が低いと判定された場合にそれぞれのシーン候補区間を一つのシーン区間としてそれぞれ出力するシーン出力手段とを含むことを特徴とする動画像処理システムにおける動画像情報検出装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G06F 15/70 410
, H04N 11/04 Z
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