特許
J-GLOBAL ID:200903028693141785

レーザ通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-503491
公開番号(公開出願番号):特表2002-501681
出願日: 1997年06月23日
公開日(公表日): 2002年01月15日
要約:
【要約】レーザビームにインポーズした情報を送受信するための携帯式レーザ通信トランシーバ。通信信号が、1〜4度の間の発散を有するレーザビームにインポーズされる。作業者は望遠鏡観察装置(26)をのぞいて、離れた位置にある、レーザビーム内の光線を集めて通信信号を抽出するトランシーバを見ながらビーム(27)を方向付ける。好ましい実施例において、トランシーバは手で持たれ、各々に作業者同士の会話を可能にするためのマイクロホン(22)とイヤホン(20)が設けられている。それぞれの作業者がいる場所のパーソナルコンピュータおよびその他の電子情報装置から、デジタル情報を送信することもできる。軍事および調査アプリケーションとして有用な好ましい実施例において、GPS、コンパス、チルト計器、レーザ測距システムを提供している。これにより、使用者は双眼鏡をのぞいて目標を定め、経度、緯度、高度におけるその位置を決定することができる。次に目標位置の情報が、この場合にはベースのトランシーバである、離れたトランシーバに送信される。
請求項(抜粋):
1. レーザビームを介して別のレーザ通信トランシーバへと情報を送信するための、また、前記レーザ通信トランシーバからレーザビームを介して情報を受信するためのレーザ通信トランシーバであって、前記トランシーバが、 A) レーザ送信機システムを有し、前記レーザ送信機システムが、 1) 波長の選択された領域を有するレーザビームを画定する信号レーザビ ームを生じる少なくとも1つのレーザと、 2) デジタル通信信号を前記レーザビームにインポーズするための前記信 号レーザビームを変調する信号変調器とを有し、 B) さらに、前記別のレーザ通信トランシーバからの波長の選択された領域 を有するレーザビームを受信するレーザ受信機を有し、前記レーザ受信 機が、 1) 前記受けられたレーザビームの少なくとも1つの波長と適合する光 フイルタと、 2) 前記別のレーザ通信トランシーバから送信された、また前記フィルタ を通過する通信信号を検出するための信号検出器とを有し、 C) さらに、前記別の類似レーザ通信トランシーバを配置するための、およ び前記トランシーバを前記別のレーザ通信トランシーバの方向に向ける ための望遠鏡観察装置を、 有することを特徴とするレーザ通信トランシーバ。2. 前記望遠鏡観察装置が双眼鏡を有することを特徴とする請求の範囲1に記載のレーザ通信トランシーバ。3. 前記望遠鏡観察装置がGPSユニットを有することを特徴とする請求の範囲1に記載のレーザ通信トランシーバ。4. 前記望遠鏡観察装置が電子コンパスを有することを特徴とする請求の範囲1に記載のレーザ通信トランシーバ。5. さらにレーザ範囲ユニット、GPSユニット及び電子コンパスを有することを特徴とする請求の範囲1に記載のレーザ通信トランシーバ。6. さらにチルト計器を有することを特徴とする請求の範囲5に記載のレーザ通信トランシーバ。7. さらにマイクロホンとイヤホンを有することを特徴とする請求の範囲1に記載のレーザ通信トランシーバ。8. 前記信号レーザビームの前記波長の選択された領域が波長の狭帯域であることを特徴とする請求の範囲1に記載のレーザ通信トランシーバ。9. 前記波長の狭帯域が852.11nmにおいて、またはその付近でフォークトフィルタを使用してロックされていることを特徴とする請求の範囲8に記載のレーザ通信トランシーバ。10. 前記波長の狭帯域が、フィードバック制御を有する分布ブラッグ反射型レーザダイオードで生じたものであることを特徴とする請求の範囲8に記載のレーザ通信トランシーバ。11. 前記光フィルタが原子線フィルタであることを特徴とする請求の範囲1に記載のレーザ通信トランシーバ。12. 前記原子線フィルタが、0.1nm未満の雑音等価帯域を供給するように配置されていることを特徴とする請求の範囲11に記載のレーザ通信トランシーバ。13. 前記受信機原子線フィルタがファラデーフィルタであることを特徴とする請求の範囲12に記載のトランシーバ。14. さらにビデオカメラと、電子ビューファインダとを有することを特徴とする請求の範囲1に記載のトランシーバ。15. さらにスピーカを有することを特徴とする請求の範囲1に記載のトランシーバ。16.前記レーザ受信機が、前記通信信号を検出するために、また、前記信号をコンピュータへの入力に適したサウンドデータあるいはデジタルデータとして特徴付けるために、フォトダイオードと、前置増幅器と、周波数-電圧変換機と、データ変換機とを有することを特徴とする請求の範囲1に記載のトランシーバ。
IPC (5件):
H04B 10/105 ,  G02B 5/30 ,  H01S 3/00 ,  H04B 10/10 ,  H04B 10/22
FI (3件):
G02B 5/30 ,  H01S 3/00 F ,  H04B 9/00 R

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