特許
J-GLOBAL ID:200903028719277214

植物のアルミニウム応答性リンゴ酸輸送体の遺伝子及び当該遺伝子がコードする蛋白質

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 興作
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-057426
公開番号(公開出願番号):特開2004-105164
出願日: 2003年03月04日
公開日(公表日): 2004年04月08日
要約:
【課題】植物にアルミニウム応答性リンゴ酸輸送能を付与することができる新規な蛋白質及びそれをコードする遺伝子を提供することが、本発明の課題である。【解決手段】本発明により、コムギ由来の新規なALMT1-1 遺伝子、及びその遺伝子がコードするALMT1-1 蛋白質が得られた。ALMT1-1 蛋白質は、アルミニウムイオンにより活性化されて、細胞外にリンゴ酸を放出する機能を有する輸送体蛋白質である。リンゴ酸はアルミニウムイオンと錯体を形成してアルミニウムイオンを不活化するために、ALMT1-1 蛋白質は植物のアルミニウム耐性に関与する。よって、ALMT1-1 蛋白質をコードするALMT1-1 遺伝子を用いて、植物にアルミニウムイオン耐性を付与することができると考えられる。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
以下の(a)または(b)に示すアミノ酸配列からなることを特徴とする蛋白質。 (a)配列表の配列番号1に示す、アミノ酸番号1-459 で示されるアミノ酸配列からなることを特徴とする蛋白質。 (b)アルミニウムイオンにより活性化されて、細胞外にリンゴ酸を放出する機能を有する、(a)の一部が欠損、置換若しくは付加された蛋白質。
IPC (4件):
C12N15/09 ,  A01H5/00 ,  C07K14/415 ,  C12N5/10
FI (4件):
C12N15/00 A ,  A01H5/00 A ,  C07K14/415 ,  C12N5/00 C
Fターム (24件):
2B030AA02 ,  2B030AB04 ,  2B030AD05 ,  2B030CA17 ,  2B030CB02 ,  4B024AA08 ,  4B024BA80 ,  4B024CA04 ,  4B024DA01 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B024HA14 ,  4B065AA11X ,  4B065AA89X ,  4B065AA89Y ,  4B065AB01 ,  4B065BA02 ,  4B065CA24 ,  4B065CA53 ,  4H045AA10 ,  4H045BA10 ,  4H045CA32 ,  4H045EA05 ,  4H045FA74
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 日本土壌肥料学会講演要旨集, 20010325, 第47集, 72 (9-24)

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