特許
J-GLOBAL ID:200903028722622666

光学式記録再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-077124
公開番号(公開出願番号):特開平5-282783
出願日: 1992年03月31日
公開日(公表日): 1993年10月29日
要約:
【要約】【目的】 データパターンによるスライスレベルの変動を防止し、再生信号に対して常に適正な2値化を行う。【構成】 光検出器1により光記録媒体からの反射光を検出し、この出力をヘッドアンプ2で増幅することにより、データエリアの先頭部もしくは後端部に記録された所定のスライスレベル決定領域の再生信号を得る。スライスレベル決定領域は、十分長いピットとギャップとを数度繰り返したものが記録されており、その再生信号は最大振幅を繰り返す信号となる。コントローラ6の指示によって、SH回路4は前記再生信号の最大振幅値を保持し、この保持値に基づいて演算回路7は2値化のためのスライスレベルを決定する。そして、コンパレータ3でヘッドアンプ2の出力再生信号と演算回路7の出力のスライスレベルとを比較することにより、データエリアの再生信号を2値化して2値化信号を出力する。
請求項(抜粋):
光記録媒体に光ビームを照射することにより、情報の記録再生を行う光学式記録再生装置であって、前記光記録媒体のトラック上のデータエリアの先頭部もしくは後端部に記録されその再生信号が最大振幅となる所定のスライスレベル決定領域のデータピットを読み出し、このスライスレベル決定領域の再生信号を得る再生信号生成手段と、前記スライスレベル決定領域の再生信号の最大振幅値に基づいて、2値化のためのスライスレベルを決定するスライスレベル決定手段と、前記決定されたスライスレベルによって前記データエリアの再生信号を2値化する2値化手段と、を備えたことを特徴とする光学式記録再生装置。

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