特許

J-GLOBAL ID：200903028727091103

車輪の外乱検出装置とその使用方法

発明者： 大橋 秀樹 ,  河井 弘之 ,  小島 弘義 ,  平岩 信男 ,  浅野 勝宏 ,  梅野 孝治 ,  高橋 俊道
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社 ,  株式会社豊田中央研究所
代理人 (1件)： 神戸 典和 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-109397
公開番号（公開出願番号）：特開平7-089304
出願日： 1994年05月24日
公開日（公表日）： 1995年04月04日
要約：

【要約】【目的】車輪に対する外乱を検出可能な装置を得る。【構成】リム側部の慣性モーメントJR とベルト側部の慣性モーメントJB とをばね定数Kのねじりばねで接続した車輪のモデルに基づいて外乱オブザーバ52を構成する。リム側部の角速度ωR を角速度検出装置で検出し、これを入力として外乱オブザーバ52に車輪への外乱w2 ,ベルト側部の角速度ωB ,リム側部-ベルト側部間のねじり角θRB等を推定させる。前処理部54に角加速度ωR ′,ωB ′を演算させ、相関演算部56にw2 とθRBとの相互相関およびθRBの自己相関を演算させ、正規化部58に相互相関と自己相関との除算による正規化を行わせて、ばね定数Kの変化を調べ、その変化からタイヤの空気圧の変化を推定する。w2 とωB ′との相互相関とωB ′の自己相関とからJB の変化を求め、w1 とωR ′との相互相関とωR ′の自己相関とからJR の変化を求める。

請求項（抜粋）：

タイヤ付ホイールである車輪の少なくとも角速度および慣性モーメントから車輪に対する外乱を推定する外乱オブザーバと、車輪の角速度を検出して外乱オブザーバに供給する角速度検出装置とを含むことを特徴とする外乱検出装置。

IPC (3件)：

B60C 23/06 ,  G01L 5/00 ,  G01P 3/44