特許
J-GLOBAL ID:200903028731620919

可変容量コンプレツサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-310849
公開番号(公開出願番号):特開平5-149251
出願日: 1991年11月26日
公開日(公表日): 1993年06月15日
要約:
【要約】【目的】 斜板傾斜角を0度にでき、しかも斜板傾斜角度0度の状態でケーシング内の冷媒や潤滑油の温度が高くならないようにする。【構成】 コンプレッサオフ時には検出された温度が所定値未満であれば吐出容量ゼロ運転を行うが、温度が所定値以上であれば最小吐出容量運転を行う。コンプレッサオン時にはピストンの前後圧力差を変更してコンプレッサや車両の運転状態に応じた可変容量運転を行う。
請求項(抜粋):
冷媒を吸入ポートから吸込み加圧圧縮して吐出ポートから吐出させるピストンと、ケーシング内で回転軸と一体に回転するとともに前記ピストンのストローク量を可変にすべく傾斜角が調節可能でその最小傾斜角がほぼ0度である斜板と、吐出圧力をケーシング内に導いて斜板の傾斜角を低減させ、吸入圧力を導いて傾斜角を増大させる傾斜角制御手段と、前記傾斜角制御手段とは別に設けられ、コンプレッサオフ時は前記斜板がほぼ0度となるように前記吐出圧力をケーシング内に導き、オン時は前記傾斜角制御手段により斜板の傾斜角が増減されるように吐出圧力の導入を停止する吐出圧力導入手段と、ほぼ0度状態にある斜板を押動して0度より大きい所定値に設定保持する第1の位置と斜板がほぼ0度になることを許容する第2の位置との間で駆動されるアクチュエータとを具備する可変容量コンプレッサにおいて、前記ケーシング内の冷媒温度または潤滑油温度に相関する温度を検出する検出手段と、コンプレッサオフ時には検出された温度が所定値未満であれば前記アクチュエータを第2の位置に操作し所定値以上であれば前記アクチュエータを少なくとも所定時間は第1の位置に操作し、コンプレッサオン時には前記アクチュエータを第1の位置に操作するアクチュエータ駆動制御手段とを具備することを特徴とする可変容量コンプレッサ。
IPC (2件):
F04B 27/08 ,  F04B 49/00 361

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