特許

J-GLOBAL ID：200903028731813288

割れ検出装置

発明者： 阪野 明
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 萼 経夫 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-080544
公開番号（公開出願番号）：特開平9-243615
出願日： 1996年03月08日
公開日（公表日）： 1997年09月19日
要約：

【要約】【課題】 ノイズに影響されることなく、供試材料に発生した割れ位置を検出することができる割れ検出装置を提供する。【解決手段】 供試材料Wより発生するAE波を検出する対のAE検出手段5X、5Yと、このAE検出手段5X、5Yからの信号に対して相互相関処理を行って相関特性を求める相互相関処理回路6と、この相互相関処理回路6からの相関特性に基づいて供試材料Wの割れの発生位置を検出する割れ位置測定手段7とから構成した。両AE検出手段5X、5Yからの信号に対して相互相関関数の演算を行って相関特性を求める。このとき、ノイズ信号は、非インパルスデータとなってキャンセルされる。割れ位置測定手段7では、相関特性の中央からのずれを演算し、供試材料に発生した割れの位置を検出する。

請求項（抜粋）：

供試材料より発生する音響放射波に基づいて割れを検出する割れ検出装置であって、供試材料より発生する音響放射波を検出する対の検出手段と、該検出手段からの信号に対して相互相関処理を行って相関特性を求める相互相関処理手段と、該相互相関処理手段からの相関特性に基づいて供試材料の割れの発生位置を検出する割れ位置測定手段とからなる割れ検出装置。