特許
J-GLOBAL ID:200903028737925649

自動車車体のフレーム構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-074443
公開番号(公開出願番号):特開平8-324454
出願日: 1996年03月28日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】【課題】 自動車車体のフレーム構造において、車両衝突時の初期最大耐力の低減を図ると共に軸方向に狙い通りの潰れモードで規則正しく安定的に潰れ残りのないように潰して平均耐力の向上を図る。【解決手段】 フレーム86の互いに対向する2つの平面部58,66 に、該平面部の両側の角部72,74,80,82 にかからない範囲に形成された、軸方向に沿って潰れピッチPにて該潰れピッチP全長に亘る凹部90a および凸部90b が交互に繰り返して位置する平均耐力向上用の第1ビード90と、フレーム86の第1ビード90よりもフレーム外方端側の位置に、該フレームの全ての角部70〜84を含む全周に亘って形成された、各角部を形成する隣合う2つの平面部の一方では凹条92a 、他方では凸条92b をなし、軸方向の幅L2 が上記潰れピッチPよりも短い、初期最大耐力低減用の第2ビード92とを有する。
請求項(抜粋):
所定方向に延びる複数の平面部および隣合う平面部同志の連結部である複数の角部から成る閉断面状のフレームを備えた自動車車体のフレーム構造であって、上記フレームの少なくとも1つの平面部に、該平面部の両側の角部にかからない範囲に形成された、上記所定方向に沿って略潰れピッチにて該略潰れピッチ全長に亘る凹部および凸部が交互に繰り返して位置する連続凹凸状を成す、平均耐力向上用の第1ビードと、上記フレームの上記第1ビードよりもフレーム車体外方端側の位置に、該フレームの全ての角部を含む略全周に亘って形成された、上記各角部を形成する隣合う2つの平面部の一方では凹条、他方では凸条をなし、上記所定方向の幅が上記潰れピッチよりも短い、初期最大耐力低減用の第2ビードとを備えて成ることを特徴とする自動車車体のフレーム構造。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • フレームの補強構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-111309   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 特開平4-231268

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