特許
J-GLOBAL ID:200903028749504266

燃焼装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-108445
公開番号(公開出願番号):特開平9-014649
出願日: 1996年04月04日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】【課題】 装置の通風劣化判断を的確に行い、装置の寿命判定を正確に行える燃焼装置を提供する。【解決手段】 装置の燃焼停止から一定時間経過後に、目標風量に対応する風量検出センサ23の試験基準風量センサ出力と、それに対応する燃焼ファン5の試験基準ファン回転数を決定し、試験基準風量センサ出力が得られるように燃焼ファン5を回転させる。この回転毎にこのときのファン回転数検出値を回転数検出値格納部38に格納し、設定個数の回転数検出値の平均値を診断用基準値として求め、この値が前記試験基準ファン回転数に対して与えられる回転数許容範囲から外れるときには、比較判断部41から通風劣化進行信号を出力し、この出力回数を劣化出力回数記憶部44に記憶する。この記憶した回数により装置の通風劣化進行状態を確認できるようにする。
請求項(抜粋):
バーナと、該バーナに燃焼空気を供給する燃焼ファンと、該燃焼ファンからバーナへの供給空気風量を検出する風量検出センサと、燃焼ファンの回転数を検出するファン回転数検出センサとを備えた燃焼装置であって、前記バーナの燃焼停止から予め定められた時間が経過した以降の自己診断動作時に、前記燃焼ファンを設定基準条件のもとで回転させてこのときの前記ファン回転数検出センサの検出データに基づいて装置の通風劣化判断を行う自己診断部を有しており、該自己診断部は、前記燃焼ファンから前記バーナに供給する目標風量に対応する前記風量検出センサの試験基準風量センサ出力と、この試験基準風量センサ出力に対応する燃焼ファンの試験基準ファン回転数のデータを持ち、前記自己診断時に前記風量検出センサのセンサ出力が前記試験基準風量センサ出力となるように前記燃焼ファンを回転させる毎にこのときのファン回転数検出値を前記ファン回転検出センサから取り込んで格納する回転数検出値格納部と、該回転数検出値格納部に格納した回転数検出値の個数が予め定めた設定個数に達したときにこれらの回転数検出値の診断用基準値を予め与えられる演算処理によって求める診断用基準値算出部と、回転数検出値の診断用基準値を前記基準試験ファン回転数に対して与えられる回転数許容範囲と比較し、回転数検出値の診断用基準値が回転数許容範囲から外れるときには通風劣化進行状態と判断して通風劣化進行信号を出力する比較判断部と、該比較判断部から出力される通風劣化進行信号の出力回数を数えて記憶する劣化出力回数記憶部が設けられていることを特徴とする燃焼装置。
IPC (2件):
F23N 5/18 101 ,  F23N 5/24 104
FI (2件):
F23N 5/18 101 G ,  F23N 5/24 104

前のページに戻る