特許
J-GLOBAL ID:200903028755695979

過給機付エンジンの過給圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 進藤 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-268235
公開番号(公開出願番号):特開平7-097928
出願日: 1993年09月29日
公開日(公表日): 1995年04月11日
要約:
【要約】【目的】 簡素な構成により、正確で、応答性がよく、個々の製品のばらつきを補正することのできる過給圧制御を行えるようにする。【構成】 エンジン回転数,スロットル開度,ギヤ段,レンジおよび各種トルクダウン制御信号に応じて目標過給圧Pmtを設定し、Pmt,エンジン回転数NEおよび吸気温度からエンジン吸入空気量QEを算出し、また、QEとスロットル開度で決まる圧力降下代を大気圧から引いて過給機上流側圧力P1を求める。また、Pmt達成時の圧力差(Pmt-P1)およびNEから基本吐出量QSCOUT0を推定し、P1等に応じた補正を加えて過給機吐出量QSCOUTを求め、QSCOUTからQEを引いてバイパス空気量QABVを求める。そして、Pmt-P1とQABVから特性マップを用いて作動負圧PCを決定し、負圧側と大気側のデューティソレノイド弁15A,15Bを駆動する。
請求項(抜粋):
過給機を備えるとともに、該過給機を迂回して吸気通路の過給機上流側と過給機下流側を連通するバイパス通路および該バイパス通路の空気流量を制御するバイパス弁を備えた過給機付エンジンの過給圧制御装置であって、エンジン運転状態に応じた目標過給圧を設定する目標過給圧設定手段と、前記目標過給圧設定手段により設定された目標過給圧を達成する時のエンジン吸入空気量を算出するエンジン吸入空気量算出手段と、前記目標過給圧達成時の前記バイパス通路を流れるバイパス空気量を算出するバイパス空気量算出手段と、前記エンジン吸入空気量算出手段により算出されたエンジン吸入空気量に応じた前記吸気通路の過給機上流側圧力を算出する過給機上流圧力算出手段と、前記目標過給圧設定手段および前記過給機上流圧力算出手段の出力を受け、前記吸気通路の過給機下流側圧力と上流側圧力の圧力差を算出し前記バイパス空気量と前記圧力差に基づいて前記バイパス弁の制御量を決定するバイパス弁制御量決定手段とからなることを特徴とする過給機付エンジンの過給圧制御装置。
IPC (3件):
F02B 33/00 ,  F02D 35/00 378 ,  F02D 35/00 380

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