特許
J-GLOBAL ID:200903028758885809

データ転送制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-003130
公開番号(公開出願番号):特開2002-207691
出願日: 2001年01月11日
公開日(公表日): 2002年07月26日
要約:
【要約】【課題】 複数のDMA要求を時間的に管理し、制限時間以内にDMAを完了させることを主眼とした、実行効率の良いDMA動作を実現できるデータ転送制御装置を提供することを目的とする。【解決手段】 DMAコントローラ1Aは、起動要因受付部2と起動順序調停部3とDMA実行部4とバス制御部5と転送時間算出部6およびタイミング監視部7で構成する。起動順序調停部3は、DMA起動要求が発生すると起動要因受付部2に起動要求し、その起動要因(転送サイズや転送モードおよび転送制限時間)に応じてDMA起動順序を調停し順に起動する。実行時間が不定期であったDMA処理に時間的な要素を組み込むことで、時間的に管理されたシステム全体の中で計算できる時間として管理でき、特に一定時間間隔で制御が必要な同期系システムやリアルタイム性を有する通信制御系システムの構築に有効である。
請求項(抜粋):
DMA起動要因設定の際に予め転送サイズ、転送アドレス、転送モードおよび転送制限時間などを受け付け、DMA起動要求時に上記設定内容からDMA起動要因を発生する起動要因受付部と、前記起動要因受付部よりDMA起動要因を受け取り、転送モードおよび転送制限時間に基づきDMA起動要求の起動順序を調停した後、該当DMAを起動し、もし転送制限時間以内に起動不可能なDMA要求に対しては事前に異常通知を行う起動順序調停部と、前記起動順序調停部からの転送サイズとその時点の動作クロックと起動モードから予想転送時間を算出し返送する転送時間算出部と、前記起動順序調停部より転送制限時間を受け取り該当制限時間完了を通知するタイミング監視部と、前記起動順序調停部より起動されたDMAを実行するDMA実行部と、前記DMA実行部からのバス使用要求を受け付け、バス権獲得制御を行い、バス使用許可を返送し、また転送完了後バスを開放するバス制御部とを設けたデータ転送制御装置。
IPC (2件):
G06F 13/28 310 ,  G06F 13/362 510
FI (2件):
G06F 13/28 310 B ,  G06F 13/362 510 A
Fターム (6件):
5B061BA01 ,  5B061BA03 ,  5B061BB08 ,  5B061BB16 ,  5B061BC10 ,  5B061DD20

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