特許
J-GLOBAL ID:200903028772357335

ドライバー出力回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安孫子 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-307034
公開番号(公開出願番号):特開2007-116512
出願日: 2005年10月21日
公開日(公表日): 2007年05月10日
要約:
【課題】ドライブ能力の向上と共に、消費電流の低減を図る。【解決手段】出力段を構成する第2及び第3のトランジスタ2,3のベース電流をそれぞれ補償するため第1及び第2のベース電流補償回路31,32が設けられ、第2及び第3のトランジスタ2,3のベース電流が十分確保されることによるドライブ能力の向上が図られると共に、第1の定電流源21の出力電流と第1のトランジスタ1へ流れる電流をそれぞれ減らすことができ、それに伴う低電流化が可能となっている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
入力信号の電圧に応じた電流を出力する電圧・電流変換回路と、コレクタがグランドに接続され、エミッタには第1の定電流源が接続される一方、前記電圧・電流変換回路によってベース電流が供給されるpnp型の第1のトランジスタとから入力段が構成される一方、2つのトランジスタがトーテム・ポール接続されて出力段が構成されてなるドライバー出力回路であって、 前記2つのトランジスタは、pnp型の第2のトランジスタと、npn型の第3のトランジスタとが用いられ、当該第2及び第3のトランジスタはコレクタ同士が接続される一方、第2のトランジスタのエミッタには電源電圧が印加され、第3のトランジスタのエミッタはグランドに接続されて設けられ、 前記第2のトランジスタのベースは、前記第1のトランジスタのエミッタに接続されると共に、当該第2のトランジスタのベース電流を補償する第1のベース電流補償回路の出力段に接続され、 前記第3のトランジスタのベースは、前記第1のベース電流補償回路の入力段にコレクタが接続されたnpn型の第4のトランジスタのエミッタに接続されると共に、当該第3のトランジスタのベース電流を補償する第2のベース電流補償回路の出力段に接続され、 前記第2のトランジスタのベースと第3のトランジスタのベースの間には、npn型の第5のトランジスタが、前記第2のトランジスタのベースにコレクタが、前記第3のトランジスタのベースにエミッタが、それぞれ接続されて設けられると共に、pnp型の第6のトランジスタが、前記第2のトランジスタのベースにエミッタが、前記第3のトランジスタのベースにコレクタが、それぞれ接続されて設けられ、 前記第4及び第5のトランジスタは、ベースが相互に接続されて、共に動作状態とし得る第1のバイアス電圧が印加され、 前記第6のトランジスタは、pnp型の第7のトランジスタとベースが相互に接続されて、共に動作状態とし得る第2のバイアス電圧が印加され、 前記第7のトランジスタは、エミッタが前記第2のトランジスタのべースに、コレクタが前記第2のベース電流補償回路の入力段に接続され、 前記第2のトランジスタのベースには、前記第1の定電流源の出力電流と同一電流を出力する第2の定電流源が、また、前記第3のトランジスタのベースとグランドとの間には、前記第1の定電流源の出力電流と同一電流を出力する第3の定電流源が、それぞれ接続されてなることを特徴とするドライバー出力回路。
IPC (1件):
H03F 3/42
FI (1件):
H03F3/42
Fターム (13件):
5J500AA01 ,  5J500AA14 ,  5J500AA18 ,  5J500AC32 ,  5J500AC36 ,  5J500AF10 ,  5J500AH02 ,  5J500AK05 ,  5J500AK12 ,  5J500AM18 ,  5J500AM21 ,  5J500AS12 ,  5J500RG09
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開平3-235417号公報(第3-5頁、図3及び図4)
  • 駆動回路、処理回路および差動AB級増幅回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-039296   出願人:NECエレクトロニクス株式会社
  • オペアンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-259605   出願人:富士通株式会社, 富士通ヴィエルエスアイ株式会社
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