特許
J-GLOBAL ID:200903028775653709

剪断波を用いたイメージング方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外7名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-605197
公開番号(公開出願番号):特表2002-538911
出願日: 2000年03月13日
公開日(公表日): 2002年11月19日
要約:
【要約】本発明は、低周波剪断パルス波の伝搬を、散乱性の粘弾性媒体(1)の多数の地点において観測するためのイメージング方法および装置に関する。前記方法は、前記媒体(1)の一連のイメージを得ることを可能にする超音波圧縮波を非常に高速で伝送することと、次に、結果として生じたイメージを、剪断波が伝搬されている間に、前記媒体(1)の動きを各々のイメージの各々の地点において決定するために、相互相関により遅延して処理することとにある。
請求項(抜粋):
超音波圧縮波を反射する粒子(5)を含む散乱性の粘弾性媒体(1)を観測するための、剪断波を用いたイメージング方法であって、 弾性剪断波が粘弾性媒体内で発生し、前記剪断波の影響下に置かれた粘弾性媒体(1)の変位は、少なくとも1つの超音波圧縮波によって観測される方法において、 前記剪断波は、20〜5000Hzの中心周波数fを示しかつ1/2f〜20/fの持続時間を示す低周波パルスの形式を有する励起を粘弾性媒体に加えることにより発生し、 前記方法は、伝搬観測段階を具備し、該伝搬観測段階の間に、剪断波の伝搬は、被観測媒体における多数の地点において同時に観測され、これらの地点は、少なくとも第1の軸(X)に沿って延長している実質的に連続的な観測フィールドを形成し、前記剪断波の伝搬観測段階は、 - 100〜100000回/秒の割合で、少なくとも10回の連続的な超音波圧縮波を、被観測媒体内へ放射する段階と、 - 超音波の各発射において粘弾性媒体の反射粒子により発生しかつ被観測媒体の連続的なイメージに対応するエコーを、リアルタイムで検出しかつ記録する段階とにあり、 前記方法は、後続のイメージ処理段階をさらに具備し、該イメージ処理段階の間に、このように得られたイメージは、少なくとも連続的なイメージ間における相互相関により、後の時刻において処理され、これにより、観測フィールドの各々の地点において、粘弾性媒体の変位と歪みとの間で選択された動きパラメータが、剪断波伝搬効果の下での粘弾性媒体の動きパラメータの進展を示す一連のイメージをこのように得るような方法で、決定されることを特徴とする方法。
IPC (2件):
A61B 8/08 ,  G01N 29/00
FI (2件):
A61B 8/08 ,  G01N 29/00
Fターム (21件):
2G047AD07 ,  2G047BC12 ,  2G047BC13 ,  2G047CA01 ,  2G047EA08 ,  2G047EA10 ,  2G047GA03 ,  2G047GF11 ,  2G047GG12 ,  2G047GG36 ,  2G047GH08 ,  2G047GH13 ,  2G047GH14 ,  4C301DD11 ,  4C301EE11 ,  4C301GB03 ,  4C301HH03 ,  4C301JB28 ,  4C301JB34 ,  4C301KK02 ,  4C301KK03
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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