特許
J-GLOBAL ID:200903028777049248

紡錘状二酸化チタンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-318869
公開番号(公開出願番号):特開平10-139434
出願日: 1996年11月13日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【目的】 長径が0.15〜0.30μmであり、かつ長径/短径の比が2〜8である紡錘状ルチル形二酸化チタンの有用な製造方法を提供する。本方法を用いて得られる二酸化チタンは、分散性に関する欠点が改良され、しかも可視光における透明性ならびに紫外線遮蔽性という物性をも有する。【構成】 以下の工程を経ることを特徴とする。(a) 二酸化チタン水和物に塩基処理を行い、得られた二酸化チタン水和物スラリーを塩酸で中和し、pHを6〜9にする:(b) 中和した二酸化チタン水和物スラリーを40°C〜60°Cに加熱し、そこにスラリー中の塩酸濃度が100%HCl換算で32〜48g/lとなる量の塩酸を、スラリー中に存在する二酸化チタン水和物のTiO2 換算1kgに対し、100%HCl換算で0.05〜0.20kg/分の速度で添加する:(c) 塩酸添加後、更に加熱を行い、90°C〜沸点で熟成した後に、塩基で中和し、ろ過、水洗、乾燥を行う。
請求項(抜粋):
粒子の平均の大きさが、長径0.15〜0.3μm、短径0.03〜0.1μm、長径/短径比2〜8の範囲内であり、その形状が紡錘状である、下記(a)〜(c)の工程よりなるルチル形二酸化チタンの製造方法:(a) 二酸化チタン水和物に塩基処理を行い、得られた二酸化チタン水和物スラリーを塩酸で中和し、pHを6〜9にする:(b) 中和した二酸化チタン水和物スラリーを40°C〜60°Cに加熱し、そこにスラリー中の塩酸濃度が100%HCl換算で32〜48g/lとなる量の塩酸を、スラリー中に存在する二酸化チタン水和物のTiO2 換算1kgに対し、100%HCl換算で0.05〜0.20kg/分の速度で添加する:(c) 塩酸添加後、更に加熱を行い、90°C〜沸点で熟成した後に、塩基で中和し、ろ過、水洗、乾燥を行う。
IPC (3件):
C01G 23/053 ,  C08K 3/22 ,  C09D 7/12
FI (3件):
C01G 23/053 ,  C08K 3/22 ,  C09D 7/12
引用特許:
出願人引用 (3件)

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