特許
J-GLOBAL ID:200903028782987507

ロープ式エレベータおよびその主ロープの取替方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-300280
公開番号(公開出願番号):特開平7-149484
出願日: 1993年11月30日
公開日(公表日): 1995年06月13日
要約:
【要約】【目的】 この発明は、主ロープを簡易に、安全に取り替えることができるロープ式エレベータおよびその主ロープの取替方法を得ることを目的とする。【構成】 乗りかごとつり合いおもりとをほぼ同位置に停止させ、2本の主ロープ8のロープソケット9に装着されているナット11を締め込む(図3の(a))。そして、塞口板22を取り外し、緩んだ主ロープ8のロープソケット9を第2の孔20aに横移動させる(図3の(b))。ついで、第2の孔20bから該ロープソケット9をスプリング10およびナット11が装着された状態で引き抜く(図3の(c))。その後、新たな主ロープ8のロープソケット9をスプリング10およびナット11が装着された状態で第2の孔20bに挿入し、第1の孔20aに横移動し、塞口板22を取り付け、さらにナット11を締め込む。
請求項(抜粋):
駆動綱車に掛け渡された複数本の主ロープのそれぞれの端末にソケッティングされたロープソケットの先端側をかご枠およびおもり枠のそれぞれに穿設された複数のソケット取付孔にそれぞれ挿通し、前記ロープソケットのそれぞれの先端側にスプリングを介して締付部材を装着して、乗りかごとつり合いおもりとが前記複数本の主ロープにより吊り下げられてなるロープ式エレベータの主ロープの取替方法において、前記複数本の主ロープのうちの1本の主ロープを除いて前記締付部材を締め付けて前記乗りかごと前記つり合いおもりとの主ロープに沿った距離を縮小させ、前記1本の主ロープを緩ませる工程と、前記緩んだ主ロープの端末にソケッティングされた前記ロープソケットを前記かご枠および前記おもり枠の前記ソケット取付孔から取り外す工程と、前記ロープソケットが取り外された前記かご枠および前記おもり枠の前記ソケット取付孔に新たな主ロープの端末にソケッティングされたロープソケットの先端側を挿通し、スプリングを介して締付部材を締め付けて、前記新たな主ロープを取り付ける工程とを備えたことを特徴とするロープ式エレベータの主ロープの取替方法。
IPC (2件):
B66B 7/00 ,  B66B 7/06

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