特許
J-GLOBAL ID:200903028791204280

風呂給湯複合装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-218208
公開番号(公開出願番号):特開平11-051480
出願日: 1997年07月29日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】 給湯熱交換器側から浴槽への注水や注湯が開始されるときに、後沸きを解消した湯水を浴槽へ落とし込み、その落とし込み流量を専用の流量検出センサを設けずに検出する。【解決手段】 給湯熱交換器内の湯水の後沸きを後沸き判断部32で判断する。後沸き解消ミキシング制御部34は後沸き状態で浴槽への注水や注湯が開始されたときには給湯熱交換器を熱源とする湯側流量を制御する湯側流量制御手段GM1と給湯熱交換器を迂回する水量制御バイパス通路の流量を制御するバイパス流量制御手段GM2を開状態にして湯と水をミキシングさせ、後沸きを解消した湯水を浴槽へ落とし込む。ミキシング流量演算部35は湯側流量Qの検出情報と、給水温度TINの情報と、湯側の流量が水量制御バイパス通路を通る水と混合する前後の温度TK,TMIXとの情報に基づき浴槽へ落とし込まれるミキシング流量を演算により求める。
請求項(抜粋):
給水通路から供給される水をバーナ燃焼によって加熱する給湯熱交換器と、この給湯熱交換器から出る湯の給湯通路と前記給水通路間を前記給湯熱交換器を迂回して連通するバイパス通路と、このバイパス通路を通るバイパス流量を制御するバイパス流量制御手段とを備え、前記バイパス通路の出口側接続部よりも下流側の給湯通路位置から浴槽への注水や注湯の湯水落とし込み通路が接続され、前記バイパス通路の入口側の接続部から前記給湯熱交換器側の通路を経由してバイパス通路の出口側に合流するまでの経路には前記バイパス通路から出る水に合流する湯側の流量を検出する湯側流量検出センサが設けられている風呂給湯複合装置であって、前記バイパス流量制御手段が開弁状態で給湯熱交換器側から浴槽への注湯又は注水が行われているときには、給水温度と前記湯側の流量が前記バイパス流量に合流する前後の温度又は湯側の流量とバイパス流量との流量比のデータと、前記湯側流量検出センサの湯側検出流量との取り込み情報に基づき前記浴槽への注湯又は注水の落とし込み流量を求めるミキシング流量演算部を有することを特徴とする風呂給湯複合装置。

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