特許

J-GLOBAL ID：200903028793037829

水分散型接着剤

発明者： 吉 井 浩 二 ,  稲 垣 始 ,  黒 岩 工 礼 ,  青 塚 和 憲
出願人/特許権者： 三井石油化学工業株式会社 ,  トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 渡辺 望稔 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-188366
公開番号（公開出願番号）：特開平7-041748
出願日： 1993年07月29日
公開日（公表日）： 1995年02月10日
要約：

【要約】【目的】特殊な脱脂およびプライマー処理さらには有機溶剤の使用の必要がなく、安全で優れた接着力を有するものであり、特に、ポリオレフィン樹脂に対する接着性が良好な水分散型接着剤の提供。【構成】(A)水酸基を含有する(メタ)アクリル酸エステル化合物(a-1)と、炭素数4〜5のアルキル基を含有する(メタ)アクリル酸エステル化合物(a-2)とを(メタ)アクリル酸エステル共重合体と、(B)プロピレンと、1-ブテンとを含む塩素化オレフィン系と、(C)芳香族系重合体とを含む水分散型接着成分と、水性分散媒とを含む水分散型接着剤。

請求項（抜粋）：

(A)水酸基を含有する(メタ)アクリル酸エステル化合物(a-1)と、炭素数4〜5のアルキル基を含有し、かつ水酸基を含有しない(メタ)アクリル酸エステル化合物(a-2)とを、モル比で25/75〜40/60の割合で含む共重合体であって、ガラス転移点が0°C以上、重量平均分子量が5万〜20万の範囲である(メタ)アクリル酸エステル共重合体35〜50重量部と、(B)プロピレンと、1-ブテンとをモル比で65/35〜75/25の割合で含み、かつ極限粘度〔η〕0.5〜5.0dl/gであるオレフィン系共重合体の塩素化物であって、塩素含有量15〜20重量%、かつ実質的に非晶質である塩素化オレフィン系共重合体25〜40重量部と、(C)カチオン重合によって調製される芳香族系重合体であって、Tgが25°C以上、軟化点50°C以上、かつ重量平均分子量が600〜1300の範囲にある芳香族系重合体15〜35重量部とを含む水分散型接着成分と、水性分散媒とを含む水分散型接着剤。

IPC (5件)：

C09J133/08 JDD ,  C09J123/28 JCM ,  C09J133/08 ,  C09J193:00 ,  C09J125:16