特許
J-GLOBAL ID:200903028796060520

二重アクチュエータの制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 昂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-063440
公開番号(公開出願番号):特開平10-255418
出願日: 1997年03月17日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】ディスク装置のヘッドの位置決めにおいて、マイクロアクチュエータと粗動アクチュエータとの制御手段のサーボ帯域比を自由に設定できるようにする。【解決手段】マイクロアクチュエータ44の変位を推定して粗動アクチュエータ48の制御へ入力することをしないモデルとする。これは、システムの設計時に、マイクロアクチュエータおよび粗動アクチュエータの全体の制御系の特性を設計してから粗動アクチュエータ単独の制御系の特性を設計し、その差にマイクロアクチュエータの逆特性を掛けたものに基づいてマイクロアクチュエータの制御系を設計することで実現できる。従来に比べて粗動アクチュエータのサーボ帯域の割合を大幅に高めることができ、マイクロアクチュエータの制御が飽和したとしても粗動アクチュエータのみである程度の精度で安定して動作するシステムを設計することができる。
請求項(抜粋):
ベースを有するディスク装置用二重アクチュエータの制御システムであって、前記ベースに取り付けられたボイスコイルモータを駆動手段とする粗動アクチュエータと;前記粗動アクチュエータ上に搭載され、先端部でヘッドを担持するマイクロアクチュエータと;前記粗動アクチュエータの駆動を制御する第1制御手段と;前記マイクロアクチュエータの駆動を制御する第2制御手段と;前記ヘッドの目標位置と観測位置との位置誤差を計算し、該位置誤差を前記第1及び第2制御手段に入力するフィードバック手段とを具備し;前記粗動アクチュエータに対する前記マイクロアクチュエータの変位を前記第1制御手段に入力しないことを特徴とする二重アクチュエータの制御システム。
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 記録再生ヘッド及びこれを用いた記録再生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-200567   出願人:株式会社東芝
  • 特開平3-134873
  • 特開昭64-078476
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