特許
J-GLOBAL ID:200903028796152440

ファイバ融着延伸型偏波ビームスプリッタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-303594
公開番号(公開出願番号):特開平8-160246
出願日: 1994年12月07日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】【目的】 波長依存性の低いファイバ融着型偏波ビームスプリッタを得る。【構成】 偏波面保存ファイバを接触させて配置し、両側から一部分を加熱し、加熱した部分を融着させ、融着部分に張力を与えて延伸させてファイバ融着延伸型偏波ビームスプリッタを得る製造方法において、融着延伸時のファイバの状態を粘性の高い半融解状態に設定し、融着延伸部分の光ファイバ内部の残留応力を高めて複屈折を高め、低波長依存性を持つファイバ融着延伸型偏波ビームスプリッタを得る。
請求項(抜粋):
クラッド内において、コアを挟んで180°対向する位置に応力付与部が配置された断面構造を持つ複数本の偏波面保存ファイバによって構成され、これら複数本の偏波面保存ファイバを互に隣接させ偏波面保存ファイバの互に対向する側縁の一部を融着させ、その溶着部分を軸線方向に延伸させて形成した一つのアームから互に直交する偏波面を持つ光を入射し、他のアームの中の2つのアームからそれぞれ一方の偏波面と他方の偏波面を持つ光をビームスプリットして取出すことができるファイバ融着延伸型偏波ビームスプリッタにおいて、上記溶着部分の延伸量をビームスプリットすべき光の波長の約6000倍以下に設定したことを特徴とするファイバ融着延伸型偏波ビームスプリッタ。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-207203

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