特許
J-GLOBAL ID:200903028798782638

バッファ・ビジー制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 吉義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-060494
公開番号(公開出願番号):特開平9-251375
出願日: 1996年03月18日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】【課題】複数モジュールをバスを介して接続したデータ処理システムにおけるバッファ・ビジー制御方式に関し,自モジュールがバッファ・ビジー中に他モジュールからコマンドを受領した場合,後でその受領コマンドの内容を知ることができるようにすることを目的とする。【解決手段】コマンド受領部1は,コマンド処理部2の全てがバッファ・ビジー中にコマンドを受領した場合,バッファ・メモリ書込み制御部3に対しバッファ・ビジーを通知する。バッファ・メモリ書込み制御部3は,バッファ・ビジーが通知されると,バッファ・メモリ5の未使用領域を示すアドレスを生成して,受領コマンドをバッファ・メモリ5に書き込む。その後,バッファ・メモリ読み出し制御部4によってバッファ・メモリ5のその領域を読み出すことにより,破棄されたコマンドの内容を知ることができる。
請求項(抜粋):
バスを介して接続される他モジュールからのコマンドを受領するコマンド受領部と,このコマンド受領部からの処理要求により,コマンドに応じた処理を行う複数のコマンド処理部と,読出しおよび書込みが可能なバッファ・メモリと,受領したコマンドを処理するコマンド処理部に応じた前記バッファ・メモリ内の領域に,受領したコマンドまたはコマンドとデータとを書き込む制御を行うバッファ・メモリ書込み制御部と,前記バッファ・メモリにおける指定された領域からの読出し制御を行うバッファ・メモリ読出し制御部とを備えたデータ処理システムにおけるバッファ・ビジー制御方式において,前記コマンド受領部は,全てのコマンド処理部がビジー状態であった場合に,バス側に対してコマンドが無効となったことを通知するとともに,前記バッファ・メモリ書込み制御部に,バッファ・ビジーを通知する手段を備え,前記バッファ・メモリ書込み制御部は,前記コマンド受領部からのバッファ・ビジーの通知により,無効となった受領コマンドを前記バッファ・メモリにおける所定の未使用領域に書き込む手段を備えたことを特徴とするバッファ・ビジー制御方式。

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