特許
J-GLOBAL ID:200903028801533482

連続熱処理炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西澤 均
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-338112
公開番号(公開出願番号):特開平9-159368
出願日: 1995年12月01日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】 操作温度が高くなってもベルトを損傷することなくタクト送りすることが可能で、ワークをさや詰め機によって直接ベルト上に移載することが可能な、小型化への対応性に優れた連続熱処理炉を提供する。【解決手段】 炉床ローラ1の周速度をベルト2の搬送速度と略同一にするとともに、さや3を、ベルト2が回動する際にもベルト2に大きな応力をかけず、かつ、ベルト2が所定の位置で湾曲、変形する際に傾きを生じて、その上に載置されたワークを落下させるような態様でベルト2に取り付ける。そして、さや3をベルト2とともに搬送し、ワークのさや詰めを行う位置に達した時点で、ベルト2を一時停止させてワークのさや詰めを行った後、1さやピッチ分だけベルト2を移動させるようにするとともに、さや3上にワークを載置した状態で炉内を移動させてその熱処理を行い、その後、ベルト2が所定の位置で湾曲、変形する際にさや3に傾きを生じさせて、さや3上のワークを落下させるようにする。
請求項(抜粋):
炉内を通過するベルト上にさやを配設し、該さや上にワークを載置して炉内を通過させることにより、連続して複数のワークを熱処理する連続熱処理炉であって、無端回動し、その回動経路の少なくとも一部が炉内を通過するベルトと、前記ベルト上に所定の間隔をおいて配設され、前記ベルトが回動する際にもベルトに大きな応力をかけず、かつ、前記ベルトが所定の位置で湾曲、変形するのに応じて傾きを生じ、その上に載置されたワークを落下させるような態様で前記ベルトに取り付けられたさやと、前記ベルトの搬送速度と略同一の周速度で回転し、大きな摩擦抵抗を与えることなく前記ベルトを支持する炉床ローラと、前記さやが前記ベルトとともに搬送され、ワークのさや詰めを行う位置に達した時点で、前記ベルトを所定時間停止させてワークのさや詰めを行った後、1さやピッチ分だけ前記ベルトを搬送するように構成されたベルト駆動手段とを具備することを特徴とする連続熱処理炉。
IPC (2件):
F27B 9/24 ,  H05K 3/12
FI (2件):
F27B 9/24 R ,  H05K 3/12 B

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