特許
J-GLOBAL ID:200903028805698508

アゾロトリアジン類およびアゾロピリミジン類

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-507233
公開番号(公開出願番号):特表2002-513382
出願日: 1997年07月23日
公開日(公表日): 2002年05月08日
要約:
【要約】式(I)または式(II)の副腎皮質刺激ホルモン放出因子(CRF)拮抗物質、および不安、うつ病、およびその他の精神医学的、神経医学的疾患の治療ならびに免疫学的疾患、心血管疾患または心疾患および精神病理学的障害およびストレスに関連する結腸過敏症の治療におけるその使用。
請求項(抜粋):
1.情動障害、不安、うつ病、頭痛、過敏性腸管症候群、外傷後ストレス障害、核上麻痺、免疫抑制、アルツハイマー病、胃腸管障害、神経性食欲不振または他の摂食障害、薬物嗜癖、薬剤またはアルコール禁断症状、炎症性疾患、心血管疾患または心疾患、受胎能問題、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症、出血性ストレス、肥満症、不妊症、頭部および脊髄外傷、てんかん、卒中、潰瘍、筋萎縮性側索硬化症、低血糖症、または、その障害の治療がCRFへの拮抗によって達成されるもしくは容易になる、CRFが誘発または促進する障害を含むがそれに限定されない障害などの哺乳類における治療法であって、式(1)および(2)の化合物、およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体の治療上の有効量を哺乳類に投与することを含み、上式で、 Aは、NまたはCRであり、 Zは、NまたはCR2であり、 Arは、フェニル、ナフチル、ピリジル、ピリミジニル、トリアジニル、フラニル、チエニル、ベンゾチエニル、ベンゾフラニル、2,3-ジヒドロベンゾフラニル、2,3-ジヒドロベンゾチエニル、インダニル、1,2-ベンゾピラニル、3,4-ジヒドロ-1,2-ベンゾピラニル、テトラリニル(それぞれのArは、1〜5個のR4基で任意に置換され、それぞれのArは不飽和炭素原子に結合している)から選択され、 Rは独立して、それぞれの場合にH、C1-C4アルキル、C2-C4アルケニル、C2-C4アルキニル、C3-C6シクロアルキル、C4-C7シクロアルキルアルキル、ハロ、CN、C1-C4ハロアルキルから選択され、 R1は独立して、それぞれの場合にH、C1-C4アルキル、C2-C4アルケニル、C2-C4アルキニル、ハロ、CN、C1-C4ハロアルキル、C1-C12ヒドロキシアルキル、C2-C12アルコキシアルキル、C2-C10シアノアルキル、C3-C6シクロアルキル、C4-C10シクロアルキルアルキル、NR9R10、C1-C4アルキル-NR9R10、NR9COR10,OR11、SHまたはS(O)nR12から選択され、 R2は、H、C1-C4アルキル、C2-C4アルケニル、C2-C4アルキニル、C3-C6シクロアルキル、C4-C10シクロアルキルアルキル、C1-C4ヒドロキシアルキル、ハロ、CN、-NR6R7、NR9COR10、-NR6S(O)nR7、S(O)nNR6R7、C1-C4ハロアルキル、-OR7、SHまたは-S(O)nR12から選択され、 R3は、 -H、OR7、SH、S(O)nR13、COR7、CO2R7、OC(O)R13、NR8COR7、N(COR7)2、NR8CONR6R7、NR8CO2R13、NR6R7、NR6aR7a、N(OR7)R6、CONR6R7、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基、または -C1-C10アルキル、C2-C10アルケニル、C2-C10アルキニル、C3-C8シクロアルキル、C5-C8シクロアルケニル、C4-C12シクロアルキルアルキルまたはC6-C10シクロアルケニルアルキル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1-C6アルキル、C3-C6シクロアルキル、ハロ、C1-C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)から選択され、 R4は独立して、それぞれの場合にC1-C10アルキル、C2-C10アルケニル、C2-C10アルキニル、C3-C6シクロアルキル、C4-C12シクロアルキルアルキル、NO2、ハロ、CN、C1-C4ハロアルキル、NR6R7、NR8COR7、NR8CO2R7、COR7、OR7、CONR6R7、CO(NOR9)R7、CO2R7、またはS(O)nR7(C1-C10アルキル、C2-C10アルケニル、C2-C10アルキニル、C3-C6シクロアルキルおよびC4-C12シクロアルキルアルキルのそれぞれは、それぞれの場合に独立してC1-C4アルキル、NO2、ハロ、CN、NR6R7、NR8COR7、NR8CO2R7、COR7、OR7、CONR6R7、CO2R7、CO(NOR9)R7、またはS(O)nR7から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)から選択され、 R6およびR7、R6aおよびR7aは独立して、それぞれの場合に、 -H、 -C1-C10アルキル、C3-C10アルケニル、C3-C10アルキニル、ハロゲン原子数1〜10個のC1-C10ハロアルキル、C2-C8アルコキシアルキル、C3-C6シクロアルキル、C4-C12シクロアルキルアルキル、C5-C10シクロアルケニル、またはC6-C14シクロアルケニルアルキル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1-C6アルキル、C3-C6シクロアルキル、ハロ、C1-C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)、 -アリール、アリール(C1-C4アルキル)、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1-C4アルキル)、複素環式基または複素環(C1-C4アルキル)から選択されるか、 あるいは、NR6R7およびNR6aR7aが独立してピペリジン、ピロリジン、ピペラジン、N-メチルピペラジン、モルホリンまたはチオモルホリン(それぞれの基は、1〜3個のC1-C4アルキル基で任意に置換されている)であり、 R8は独立して、それぞれの場合にHまたはC1-C4アルキルから選択され、 R9およびR10は独立して、それぞれの場合にH、C1-C4アルキル、またはC3-C6シクロアルキルから選択され、 R11はH、C1-C4アルキル、C1-C4ハロアルキルまたはC3-C6シクロアルキルから選択され、 R12はC1-C4アルキルまたはC1-C4ハロアルキルであり、 R13はC1-C4アルキル、C1-C4ハロアルキル、C2-C8アルコキシアルキル、C3-C6シクロアルキル、C4-C12シクロアルキルアルキル、アリール、アリール(C1-C4アルキル)-、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1-C4アルキル)-から選択され、 R14は、C1-C10アルキル、C3-C10アルケニル、C3-C10アルキニル、C3-C8シクロアルキル、またはC4-C12シクロアルキルアルキル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1-C6アルキル、C3-C6シクロアルキル、ハロ、C1-C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR15、COR15、CO2R15、OC(O)R15、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R15、NR16R15、CONR16R15、およびC1-C6アルキルチオ、C1-C6アルキルスルフィニルおよびC1-C6アルキルスルホニルから選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)から選択され、 R15およびR16は独立して、それぞれの場合にH、C1-C6アルキル、C3-C10シクロアルキル、C4-C16シクロアルキルアルキル(S(O)nR15の場合、R15はHではない)から選択され、 アリールは、フェニルまたはナフチル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1-C6アルキル、C3-C6シクロアルキル、ハロ、C1-C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR15、COR15、CO2R15、OC(O)R15、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R15、NR16R15、およびCONR16R15から選択される1〜5個の置換基で任意に置換されている)から選択され、 ヘテロアリールは、ピリジル、ピリミジニル、トリアジニリル、フラニル、ピラニル、キノリニル、イソキノリニル、チエニル、イミダゾリル、チアゾリル、インドリル、ピロリル、オキサゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、ベンゾチアゾリル、イソオキサゾリル、ピラゾリル、2,3-ジヒドロベンゾチエニルまたは2,3-ジヒドロベンゾフラニル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1-C6アルキル、C3-C6シクロアルキル、ハロ、C1-C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR15、-COR15、CO2R15、OC(O)R15、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R15、NR16R15、およびCONR16R15から選択される1〜5個の置換基で任意に置換されている)から選択され、 複素環式基は、飽和または部分的に飽和されたヘテロアリール(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1-C6アルキル、C3-C6シクロアルキル、ハロ、C1-C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH,S(O)nR15、COR15、CO2R15、OC(O)R15、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R15、NR15R16、およびCONR16R15から選択される1〜5個の置換基で任意に置換されている)から選択され、nは独立して、それぞれの場合に0、1または2であることを特徴とする治療法。2.式(1)または(2)の化合物において、Arがフェニル、ピリジル、または2,3-ジヒドロベンゾフラニルであり、それぞれのArは、1〜4個のR4置換基で任意に置換されていることを特徴とする請求項1に記載の方法。3.式(1)または(2)の化合物において、Aが・・・
IPC (24件):
C07D487/04 141 ,  A61K 31/519 ,  A61K 31/53 ,  A61P 1/00 ,  A61P 1/04 ,  A61P 3/04 ,  A61P 3/08 ,  A61P 9/00 ,  A61P 15/00 ,  A61P 15/08 ,  A61P 25/08 ,  A61P 25/22 ,  A61P 25/24 ,  A61P 25/28 ,  A61P 25/30 ,  A61P 29/00 ,  A61P 31/18 ,  A61P 37/04 ,  A61P 37/06 ,  A61P 43/00 ,  A61P 43/00 111 ,  A61P 43/00 142 ,  A61P 43/00 145 ,  A61P 43/00 146
FI (24件):
C07D487/04 141 ,  A61K 31/519 ,  A61K 31/53 ,  A61P 1/00 ,  A61P 1/04 ,  A61P 3/04 ,  A61P 3/08 ,  A61P 9/00 ,  A61P 15/00 ,  A61P 15/08 ,  A61P 25/08 ,  A61P 25/22 ,  A61P 25/24 ,  A61P 25/28 ,  A61P 25/30 ,  A61P 29/00 ,  A61P 31/18 ,  A61P 37/04 ,  A61P 37/06 ,  A61P 43/00 ,  A61P 43/00 111 ,  A61P 43/00 142 ,  A61P 43/00 145 ,  A61P 43/00 146
引用特許:
審査官引用 (4件)
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