特許
J-GLOBAL ID:200903028806153963

高額コンピュータソフトレンタル方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳野 隆生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-041922
公開番号(公開出願番号):特開平6-230847
出願日: 1993年02月04日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】 統合経営情報システム等に代表される高額コンピュータソフトを信頼感や高級感を落とすことなく、ユーザーに低価格で提供でき、しかもシステム開発会社の開発経費の回収も容易にした高額コンピュータソフトレンタル方法を提供せんとするものである。【構成】 通信回線によって結ばれたユーザーマシンとホストマシンとからなるハードウェアと、各種業務を処理するプログラムファイルと、データファイル並びに前記プログラファイルの実利用時間を計測する手段及び前記プログラムファイルの不正利用を禁止する手段を具備したソフトウェアとから構成され、業務プログラムファイルの利用開始時と利用終了時に、ユーザー管理情報を含むファイルを送信して当該ファイルの妥当性チェックを行うとともに、同時にユーザー管理情報ファイルに利用開始時刻及び利用終了時刻を書き込んでおき、この時刻情報に基づいて業務プログラムファイルの実利用時間を算出して課金額を計算する。
請求項(抜粋):
ユーザーオフィスに設置された通信機能を装備したパソコンよりなるユーザーマシンと、コンピュータソフトの利用管理センターに設置された通信機能を装備したパソコン又は汎用コンピュータよりなるホストマシン、並びに前記ユーザーマシンと前記ホストマシンを繋ぐ通信回線とから構成されたハードウェアと、各種業務を処理するプログラムファイルと、データファイル並びに前記プログラムファイルの実利用時間を計測する手段及び前記プログラムファイルの不正利用を禁止する手段を具備したソフトウェアと、から構成され、その運用手順が、ユーザーが通信回線をオープンしたうえ、ユーザーマシンからホストマシンに対してユーザー管理情報を含む利用開始宣言ファイルを送信し、前記利用開始宣言ファイルを受信したホストマシンが、利用開始宣言ファイルの妥当性チェックを行い、妥当である場合にはユーザーマシンに対して利用許可指令を返信するとともに、ユーザーマシン又はホストマシンがこの利用開始時刻を記録した後、通信回線を遮断してなる利用開始手続工程と、利用許可指令を受信したユーザーがプログラムファイルの不正利用禁止手段を解除してユーザーマシンを用いて所定の業務を行う業務処理工程と、ユーザーが業務終了と同時に通信回線を再オープンし、ユーザーマシンからホストマシンに対して、利用終了宣言ファイルを所定手順に従って送信し、利用終了宣言ファイルを受信したホストマシン又はユーザーマシンがこの利用終了時刻を記録した後、通信回線を遮断してなる利用終了手続工程と、ホストマシン又はユーザーマシンが前記利用開始時刻と前記利用終了時刻とからプログラムファイルの実利用時間を計算し、当該実利用時間に基づいてユーザーに対する課金額を算出する課金額算出工程と、から構成される高額コンピュータソフトレンタル方法。
IPC (3件):
G06F 1/00 370 ,  G06F 9/445 ,  G06F 13/00 351

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