放射性元素含有廃棄物の吸着剤および放射性元素の固定化方法

発明者： , , , , , ,
出願人/特許権者：
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-169135
公開番号（公開出願番号）：特開2005-345448
出願日： 2004年06月07日
公開日（公表日）： 2005年12月15日
要約：

【課題】揮発性のヨウ素や排水中の放射性陰イオンなどを効率的に吸着捕集可能で、固化処理後の固化体耐クラック性に優れる吸着体と該放射性元素含有廃棄物の閉じ込め性と長期安定性を備えた放射性元素含有廃棄物の固化方法を提供すること。【構成】下記一般式(a)又は(b)で表わされる不定比化合物である球状層状複水酸化物からなる放射性元素含有廃棄物の吸着剤。[M2+1-xM3+x(OH)2]x+[An-x/n・mH2O]x- ・・・(a)、[Al2Li (OH)6]x+[An-x/n・mH2O]x- ・・・(b)(ここで、0.1≦x≦0.4、0<m、nは1から4の自然数、M2+は2価の金属の少なくとも1種、M3+は、3価の金属の少なくとも1種、An-は、n価のイオン交換性アニオンの少なくとも1種である。)【選択図】図2

請求項（抜粋）：

下記一般式(a)又は(b)で表わされる不定比化合物である球状層状複水酸化物からなる放射性元素含有廃棄物の吸着剤。 [M2+1-xM3+x(OH)2]x+[An-x/n・mH2O]x- (a) [Al2Li (OH)6]x+[An-x/n・mH2O]x- (b) (ここで、0.1≦x≦0.4、0<m、nは1から4の自然数、M2+はMg、Ca、 Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn等に代表される2価の金属の少なくとも1種、M3+ は、Al,Fe,Cr,Ga、In等に代表される3価の金属の少なくとも1種、An-は、OH-、Cl-、Br-、CO32-、NO32-、SO42-、Fe(CN)64-、酒石酸イオンで表わされるn価のイオン交換性アニオンの少なくとも1種である。)

IPC (6件)：

G21F9/12 , B01J20/02 , B01J20/08 , G21F9/02 , G21F9/16 , G21F9/30

FI (7件)：

G21F9/12 501B , B01J20/02 C , B01J20/08 C , G21F9/02 511S , G21F9/16 531A , G21F9/30 517A , G21F9/30 541Z

Fターム (24件)：

4G066AA13B , 4G066AA15B , 4G066AA16B , 4G066AA17B , 4G066AA18B , 4G066AA19B , 4G066AA20B , 4G066AA25B , 4G066AA26B , 4G066AA27B , 4G066AA31B , 4G066BA05 , 4G066BA21 , 4G066CA12 , 4G066DA01 , 4G066DA08 , 4G066EA20 , 4G066FA03 , 4G066FA14 , 4G066FA20 , 4G066FA21 , 4G066FA34 , 4G066FA35 , 4G066FA37

引用特許：

出願人引用 (6件)

放射性廃棄物の固化処理方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平9-030041 出願人：株式会社日立製作所
放射性ヨウ素含有廃棄物の固化方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平8-218379 出願人：動力炉・核燃料開発事業団
放射性ヨウ素含有廃棄物の固化方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平11-049712 出願人：核燃料サイクル開発機構

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審査官引用 (5件)

特開昭60-161744
放射性元素含有廃棄物の吸着剤および放射性元素の固定化方法
公報種別：公開公報出願番号：特願2004-169137 出願人：独立行政法人物質・材料研究機構
放射性元素の固定化方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平11-265241 出願人：三菱重工業株式会社

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引用文献：

審査官引用 (2件)

深部地下処分におけるヨウ素含有廃棄体の溶解度及び浸出率の評価
放射性ヨウ素を含む廃棄物(5)低溶解度無機材マトリクス中でのゼオライト固化によるI-129の固定化

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