特許
J-GLOBAL ID:200903028821238274
ウイルス感染を処置するための組成物および方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
田村 恭生
, 鮫島 睦
, 坪井 有四郎
, 新田 昌宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-259812
公開番号(公開出願番号):特開2009-080118
出願日: 2008年10月06日
公開日(公表日): 2009年04月16日
要約:
【課題】感染または周囲への曝露に遭遇したときにヒトにおける免疫応答は誘導しないが、ヒトでない哺乳類における免疫応答を誘導するウイルスタンパク質の中和領域を同定する方法の提供。【解決手段】(a)HIV株のリゼートからHIVタンパク質を抽出すること;(b)該抽出物でヒトでない動物を免疫すること;(c)該免疫した哺乳類から抗血清を得ること;(d)ヒトHIV抗血清との競合イムノアッセイにおいて該抗血清を使用し、該抗血清によって認識されるが該ヒト抗血清中の抗体によっては認識されないHIVタンパク質の領域を同定すること;および(e)該領域が中和または不活化領域である領域を決定することを含む方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
感染または周囲への曝露に遭遇したときにヒトにおいて免疫応答を誘導しないがヒトでない哺乳類において免疫応答を誘導するHIVタンパク質の中和または不活化領域を同定する方法であって、
(a)HIV株のリゼートからHIVタンパク質を抽出すること;
(b)該抽出物でヒトでない動物を免疫すること;
(c)該免疫した哺乳類から抗血清を得ること;
(d)ヒトHIV抗血清との競合イムノアッセイにおいて該抗血清を使用し、該抗血清によって認識されるが該ヒト抗血清中の抗体によっては認識されないHIVタンパク質の領域を同定すること;および
(e)該領域が中和または不活化領域である領域を決定すること
を含む、ヒトにおける免疫応答は誘導しないが、ヒトでない哺乳類における免疫応答を誘導するウイルスタンパク質の中和領域を同定する方法。
IPC (6件):
G01N 33/569
, C07K 14/16
, C07K 16/10
, C07K 16/08
, A61K 39/395
, A61P 31/18
FI (7件):
G01N33/569 H
, C07K14/16
, C07K16/10
, C07K16/08
, A61K39/395 D
, A61K39/395 S
, A61P31/18
Fターム (22件):
4C085AA13
, 4C085AA14
, 4C085AA21
, 4C085AA27
, 4C085CC22
, 4C085CC23
, 4C085EE01
, 4C085EE03
, 4C085GG01
, 4H045AA10
, 4H045AA11
, 4H045AA20
, 4H045AA30
, 4H045CA05
, 4H045CA40
, 4H045DA75
, 4H045DA86
, 4H045EA22
, 4H045EA29
, 4H045EA53
, 4H045FA72
, 4H045FA74
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (4件)
-
Infection and Immunity, vol.28(1), pp.1-5 (1980)
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Proc.Natl.Acad.Sci.USA., vol.76(12), pp.6557-6561 (1979)
-
J.Leukocyte Biology, vol.36, pp.111-122 (1984)
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