特許
J-GLOBAL ID:200903028822297690

複層鋳片の連続鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-304017
公開番号(公開出願番号):特開平8-155590
出願日: 1994年12月07日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】 1個の中間鍋と1本の鋳造ノズルによって、より簡便な操作で均一な表層成分分布をもつ複層鋳片の連続鋳造方法を提供することを目的とする。【構成】 上下方向に一定周期で振動する水冷鋳型に溶融金属を潤滑剤と共に注入し、鋳型を包囲して配置した電磁コイルにより鉛直面内に電磁力を付与すると共に、この電磁コイルの下方の鋳型設置範囲内に配置した電磁石にて水平方向の成分の幅方向に均一な静磁場を付与する溶融金属の連続鋳造方法において、前記電磁石より上部の溶融金属プール内では潤滑剤中に包含した溶質元素を電磁コイルにより混合させ凝固させて表層部を形成させると共に、電磁石より下部の溶融金属プールでは溶質元素の混入を該電磁石で防止しつつ凝固させて内層部を形成させることを特徴とする。
請求項(抜粋):
上下方向に一定周期で振動する水冷鋳型に溶融金属を潤滑剤と共に注入し、鋳型を包囲して配置した電磁コイルにより鉛直面内に電磁力を付与すると共に、この電磁コイルの下方の鋳型設置範囲内に配置した電磁石にて水平方向の成分の幅方向に均一な静磁場を付与する溶融金属の連続鋳造方法において、前記電磁石より上部の溶融金属プール内では、潤滑剤中に包含した溶質元素を電磁コイルにより攪拌混合させ凝固させて表層部を形成させると共に、電磁石より下部の溶融金属プールでは、溶質元素の混入を該電磁石で防止しつつ凝固させて内層部を形成させることを特徴とする複層鋳片の連続鋳造方法。
IPC (7件):
B22D 11/00 ,  B22D 11/04 311 ,  B22D 11/07 ,  B22D 11/10 350 ,  B22D 11/10 ,  B22D 27/02 ,  B22D 27/20
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-243245

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