特許
J-GLOBAL ID:200903028823751670

バキュロウイルスベクター発現系におけるタンパク質の発現

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 西教 圭一郎 ,  杉山 毅至
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-122898
公開番号(公開出願番号):特開2007-254482
出願日: 2007年05月07日
公開日(公表日): 2007年10月04日
要約:
【課題】バキュロベクターウイルス発現系においてタンパク質抗原の発現を増加するためのワクチン製造方法の提供。【解決手段】下記工程を含む古典的ブタ熱ウイルスE2バキュロウイルスタンパク質を含むワクチンの製造方法。当該タンパク質をエンコードする組換えバキュロウイルを選択する工程、少なくとも2リットルの十分な容量を備える培養容器において増殖培地中で昆虫細胞を増殖する工程、1×105〜1×106個/mlの密度の当該細胞を0.01未満のMOIにて当該バキュロウイルスの接種物で感染する工程、前記細胞の約半分以上が細胞変性効果を示すまで前記細胞を培養し、増殖培地中のE2たんぱく質の最終濃度が100〜300μg/mlのときに、細胞性物質を除去する工程、免疫アフィニティ精製することなく、ワクチンを調製する工程。当該製造法はさらに、組換え卵胞刺激ホルモンの製造に適用可能である。【選択図】なし
請求項(抜粋):
培養容器中の増殖培地において昆虫細胞を増殖させ、 膜貫通領域を伴わない古典的ブタ熱ウイルスE2たんぱく質をエンコードする組換えバキュロウイルス接種物で、0.0001〜0.01の前記細胞の感染多重度にて、前記細胞を感染させ、 前記細胞の約半分以上が細胞変性効果を示すまで前記細胞を培養し、 増殖培地から細胞性物質を除去し、 前記細胞性物質から、免疫アフィニティ精製することなく、単回接種で古典的ブタ熱に対してPD95のレベルの防御力を付与し得るE2サブユニットワクチンを調製する ことを特徴とする膜貫通領域を伴わない古典的ブタ熱ウイルスE2たんぱく質を含むE2サブユニットワクチンの製造方法。
IPC (1件):
A61K 39/00
FI (2件):
A61K39/00 H ,  A61K39/00 B
Fターム (15件):
4C085AA03 ,  4C085BA99 ,  4C085BB11 ,  4C085BB12 ,  4C085CC05 ,  4C085CC08 ,  4C085CC21 ,  4C085DD02 ,  4C085DD24 ,  4C085DD42 ,  4C085DD62 ,  4C085DD90 ,  4C085EE01 ,  4C085EE06 ,  4C085FF30
引用文献:
審査官引用 (2件)

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