特許
J-GLOBAL ID:200903028826258982

冷凍サイクル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-092659
公開番号(公開出願番号):特開平5-296586
出願日: 1992年04月13日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】【目的】 複数の冷媒蒸発器を並列に接続した冷凍サイクルにおいて、その冷凍サイクル内のガス不足が生じた際に、優先したい冷媒蒸発器の冷却能力の低下を少なくすること。【構成】 フロント側の冷媒蒸発器2とリヤ側の冷媒蒸発器3とを並列に接続して、各冷媒蒸発器2、3の上流にそれぞれ膨張弁7、8を配した冷凍サイクル1において、レシーバ6の下流に気液分離器10が設けられている。この気液分離器10は、レシーバ6より導かれた気液二相流の冷媒を乾き度の低い冷媒と乾き度の高い冷媒とに分離し、乾き度の低い冷媒はフロント側の膨張弁7に導かれ、乾き度の高い冷媒はリヤ側の膨張弁8に導かれる。
請求項(抜粋):
冷媒凝縮器の下流側と冷媒圧縮機の上流側との間で、冷却能力を優先したい特定の冷媒蒸発器を含む複数の冷媒蒸発器を並列に接続するとともに、その各冷媒蒸発器の上流にそれぞれ減圧手段を配した冷凍サイクルにおいて、前記冷媒凝縮器と前記各減圧手段との間に、前記冷媒凝縮器より導かれた気液二相流の冷媒を乾き度の低い冷媒と乾き度の高い冷媒とに分離する気液分離手段を配し、この気液分離手段で分離された乾き度の低い冷媒を前記特定の冷媒蒸発器の上流に配された前記減圧手段に導き、前記気液分離手段で分離された乾き度の高い冷媒を前記特定の冷媒蒸発器以外の前記冷媒蒸発器の上流に配された前記減圧手段に導くことを特徴とする冷凍サイクル。

前のページに戻る