特許
J-GLOBAL ID:200903028826639471

空燃比検出装置の異常診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-323401
公開番号(公開出願番号):特開平8-178896
出願日: 1994年12月26日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】広域型空燃比センサの異常診断精度を向上する。【構成】燃料カット中以外のときに広域型空燃比センサの酸素ポンプ部に印加される電圧VP の異常診断を行い (S1, S2) ポンプ電圧VP が所定値VP0以上のときは異常と診断して空燃比フィードバック制御を停止し、所定値VP0未満のときは正常と診断する (S3〜S5) 。
請求項(抜粋):
第1の酸素イオン伝導性固体電解質を挟んで両側に基準酸素濃度を有する基準ガスが導かれる基準ガス室と内燃機関の排気通路中の排気が導かれる排気室とを備え、該第1の酸素イオン伝導性固体電解質の基準ガス室と排気室とに面する両面に夫々設けられた第1の電極間に前記両室の酸素濃度比に応じた電位差を発生する酸素濃度検出部と、前記排気室と排気通路との間を排気の導入孔を残して大略覆う第2の酸素イオン伝導性固体電解質の排気通路側と排気室側とに面する両面に夫々設けられた第2の電極間に電圧を印加されることにより排気通路と排気室との間で第2の酸素イオン伝導性固体電解質を介して酸素イオンを輸送する酸素ポンプ部と、を備えてなる広域型空燃比センサと、前記酸素濃度検出部で検出される両室の酸素濃度比に応じた電圧を印加して酸素ポンプ部で酸素イオンを輸送させるセンサ制御回路と、からなり、前記酸素イオン輸送時に第2の電極間に流れる電流値によって排気中の酸素濃度を検出し、以て機関吸入混合気の空燃比を検出するように構成された内燃機関の空燃比検出装置において、機関の運転状態の要因によって前記第2の電極間に印加される電圧が正常範囲から外れる所定の運転状態を検出する所定運転状態検出手段と、前記第2の電極間に印加される電圧の異常の有無を、前記所定の運転状態以外の運転状態のときに診断する異常診断手段を設けたことを特徴とする内燃機関における広域型空燃比センサの異常診断装置。
IPC (2件):
G01N 27/419 ,  G01N 27/26 391

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