特許
J-GLOBAL ID:200903028828475433

ICソケット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-184539
公開番号(公開出願番号):特開平10-032069
出願日: 1996年07月15日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 ICキャリアを回動自在なシャッターによって押圧しつつ保持して所要のコンタクト接圧荷重を得るICソケットは、コンタクト接圧荷重を増大するとシャッターを開閉操作する押えカバーの押し下げ操作荷重も増加し、ICソケット自体や検査用のプリント配線ボードへの負担が増加する。【解決手段】 押えカバー23を昇降させるべく付与された力を受けて固定軸31を支点に回動するレバー26を設けると共に、シャッター25を回動自在に支持するための可動軸32を、押えカバーの昇降に伴って押えカバーの移動方向に対して逆方向に移動するような位置を選んでレバー26に固定する。固定軸31の中心点からシャッター可動軸32の中心点までの水平距離を、固定軸31の中心点からレバー26に付与される力の作用点までの水平距離に比べて十分短くなるように各点の位置を設定すれば、シャッターによるキャリアの押圧荷重を低下させることなく押えカバーの操作荷重を軽減することが可能となる。
請求項(抜粋):
ICを搭載したキャリアが載置される台座と、前記台座上に載置された前記キャリア内のICのリードと電気的に接触するコンタクトと、前記キャリアの搬入路を開閉すべく回動自在に設けられ、閉口時前記台座上に載置された前記キャリアを搬入方向より押圧しつつ保持するシャッターと、前記キャリアの搬入出口を有し、前記キャリアの搬入方向からの押圧により前記シャッターと当接しつつ該シャッターを閉口する第1の位置から前記シャッターを開口する第2の位置に下降するように昇降自在に設けられた押えカバーと、前記押えカバーを前記第2の位置から前記第1の位置に復元するように付勢する付勢手段と、前記押えカバーを昇降させるべく付与された力を受けて固定軸を支点に回動するレバーと、前記シャッターを回動自在に支持し、前記押えカバーの昇降に伴って該押えカバーの移動方向に対して逆方向に移動するように前記レバーに固定された可動軸とを有し、前記レバーの前記押えカバーより受ける力の作用点と前記固定軸の中心点との水平距離が、前記可動軸の中心点と前記固定軸の中心点との水平距離より長いことを特徴とするICソケット。
IPC (3件):
H01R 33/76 ,  H01L 23/32 ,  H01R 33/97
FI (3件):
H01R 33/76 ,  H01L 23/32 A ,  H01R 33/97 L

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