特許
J-GLOBAL ID:200903028838204730

ガンマ・リノレン酸を経皮経路で補給する方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-124569
公開番号(公開出願番号):特開2004-292418
出願日: 2003年03月25日
公開日(公表日): 2004年10月21日
要約:
【課題】ガンマ・リノレン酸やこれの前駆体であるリノール酸は空気中の酸素,光,温度に敏感に反応する不安定な化合物であり,スキンケアを目的として経皮経路を利用してこれらの成分の補給を実現させるためにはこれらを安定に保つための構成要素の確立が必要とされていた.弱い分子間力で結晶構造を形成する飽和脂肪酸を主成分とする基材を用いてマトリックスを構成することでこの問題解決に貢献できると期待して本発明を為すに至った.【解決手段】精製したパームオイルあるいは精製した馬油を基材として,これらに適量のオレイン酸を添加することにより組成全体の融点を調整し,オレイン酸の量10に対してガンマ・リノレン酸の量が2から10の範囲になるよう添加し,このガンマ・リノレン酸の量に対して0,5%から20%の範囲でビタミンEを添加してガンマ・リノレン酸を含む安定化された構成要素とする.このようにして調製した構成成分は空気中の酸素や光の影響から遮断して保存するためにアルミニウムコートしたチューブに充填された状態で実用に供される.
請求項(抜粋):
本発明は体内のガンマ・リノレン酸が不足することによっで発症する,とくに皮膚科領域の治療対象をはじめとするスキンケアの目的でガンマ・リノレン酸やガンマ・リノレン酸の前駆体であるリノール酸あるいはこれらの混合物を構成要素として経皮経路を利用して希望する部位近傍に補給する方法に関する.
IPC (3件):
A61K31/201 ,  A61K31/202 ,  A61P17/16
FI (3件):
A61K31/201 ,  A61K31/202 ,  A61P17/16
Fターム (19件):
4C076AA08 ,  4C076BB31 ,  4C076CC18 ,  4C076DD41A ,  4C076DD59S ,  4C083AC242 ,  4C083AC251 ,  4C083AC252 ,  4C083AD662 ,  4C083CC02 ,  4C083DD22 ,  4C083EE12 ,  4C206AA01 ,  4C206DA04 ,  4C206DA05 ,  4C206MA02 ,  4C206MA83 ,  4C206NA10 ,  4C206ZA89

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