特許
J-GLOBAL ID:200903028847244051

双方向光ファイバ伝送方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-099860
公開番号(公開出願番号):特開平6-311116
出願日: 1993年04月26日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】 移動通信サービスに係る双方向光ファイバ伝送方式において、周波数利用効率の低下、システムの大規模化を招くことなく、下り信号伝送の際の隣接マイクロセル間の干渉、上り信号伝送の際の光ビート雑音の発生を防止する。【構成】 各親局(326-i,i=1〜n)に無線周波数帯域幅以上の帯域幅を有する各々異なった中間周波数帯域を割り当て、下り信号伝送の際には、基地局(325)にて下り信号を各親局に対応した中間周波信号に変換して多重化し、光信号として各親局に送り、各親局は該光信号を電気信号に変換後、自局に対応した中間周波信号のみを選択し元の周波数に戻し子局へ送信する。上り信号伝送の際には、子局から受信した信号を当該親局に対応した中間周波信号に変換後、各親局毎に決められた波長の光信号に変換して基地局へ送り、基地局は各親局からの光信号を電気信号に変換後、各中間周波数帯域別に分離する。
請求項(抜粋):
1つの基地局と、n個(n>1)の親局と、子局とからなり、基地局と親局とが光ファイバ、光分岐手段および光合流手段を介して接続され、各親局が各々の管轄領域内の子局と無線による通信を行い、基地局から子局への下り信号伝送および子局から基地局への上り信号伝送を行い得る双方向光ファイバ伝送方式であって、各親局は、前記下り信号伝送に係る要素として、光受信部と、帯域通過フィルタと、周波数変換部とを有し、各親局には、各々異なった中間周波数帯域であって各親局が使用する無線周波数帯域幅と同じもしくはそれ以上の帯域幅を有する中間周波数帯域が割り当てられており、基地局は、前記下り信号伝送に係る要素として、各親局に対応したn個の周波数変換部と、周波数多重回路と、光送信部とを有し、基地局から子局への下り信号伝送を行う場合、基地局の各周波数変換部は、子局へ送るべき信号を、各親局に割り当てられた中間周波数帯域の電気信号に変換し、基地局の周波数多重回路は、n個の周波数変換部によって出力されるn個の電気信号を周波数多重して出力し、基地局の光送信部は、周波数多重回路の出力信号を光信号に変換し、この光信号を光ファイバによって光分岐手段に伝送し、光分岐手段は、光ファイバを介して受信した光信号をn分岐させ、光ファイバによって各親局へ伝送し、各親局の光受信部は、光ファイバを介して受信した光信号を電気信号に変換し、該親局の帯域通過フィルタは、該親局の光受信部により出力された電気信号のうち当該親局に割り当てられた特定の中間周波数帯の信号のみを選択して出力し、該親局の周波数変換部が、該親局の帯域通過フィルタの出力信号を前記基地局が当該親局に向けて送信した信号と同じ周波数に変換し、子局へ送信すべき信号として出力することを特徴とする双方向光ファイバ伝送方式。
IPC (3件):
H04B 10/18 ,  H04J 14/02 ,  H04B 10/20
FI (3件):
H04B 9/00 M ,  H04B 9/00 E ,  H04B 9/00 N

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