特許
J-GLOBAL ID:200903028862412084
走査型光学測定装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-249474
公開番号(公開出願番号):特開平8-114540
出願日: 1994年10月14日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 標本上を光ビームで二次元走査して検出データをコンピュータでデータ処理して走査画像データ及び処理データを作成する場合における、検出データを効率的にコンピュータへ転送して、コンピュータの処理効率を向上させる。【構成】 コンピュータ22内の拡張スロットにメモリボード48a〜48bを実装して、このメモリボードに検出データを一旦記憶し、コンピュータはこのメモリボードに記憶された検出データを読出してデータ処理する。また、実装されたメモリボード上にデータ記憶用のメモリ回路を各々の光検出器毎に設け、各々のメモリ回路を構成する一対のバンクメモリ51a,51bが、バンクメモリ切換手段によって、データ転送手段からのデータが書込可能状態と、コンピュータからのデータ読出手段における読出可能状態とに、一定周期で交互に専従するよう切換える。
請求項(抜粋):
標本上を光ビームで二次元走査し、標本からの透過光、反射光、散乱光及び蛍光等の複数の検出光のうち少なくとも一つの検出光又は任意の組合せ検出光を検出し、走査画像データ及びこの走査画像を画像処理した処理デーのうちの少なくとも一つのデータを作成する走査型光学測定装置において、前記標本からの各検出光を光電変換する複数の光検出器と、この各光検出器からの光電信号をA/D変換する複数のA/D変換器と、前記各光検出器毎にそれぞれ一対のバンクメモリを有したメモリ回路が形成されたメモリボードと、前記各A/D変換器にてA/D変換された各光電信号の各デジタルデータを前記メモリボードへ転送するデータ転送手段と、前記メモリボードが実装される拡張スロット及び前記メモリボードの各メモリ回路に記憶された各デジタルデータを読出すデータ読出手段を有し、このデータ読出手段にて読出したデータに基づいて前記走査画像データ及び処理データを作成するコンピュータと、前記一対のバンクメモリを、一つの期間内において前記データ転送手段からのデータを一方のバンクメモリに書込可能状態に制御するとともに他方のバンクメモリに記憶されたデータを前記データ読出手段における読出可能状態に制御し、次の期間内において前記一方のバンクメモリに記憶されたデータを前記データ読出手段における読出可能状態に制御するとともにデータ転送手段からのデータを前記他方のバンクメモリに書込み可能状態に制御するバンクメモリ切換手段とを備えた走査型光学測定装置。
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