特許
J-GLOBAL ID:200903028866095563

電流双極子仮定数の過多判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-217584
公開番号(公開出願番号):特開平9-056688
出願日: 1995年08月25日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】【課題】 計測した生体磁界に基づいてその磁界源である電流双極子のパラメータを推定する際の収束演算結果の評価に必要となる、仮定した電流双極子の個数が過多であることの判定を正確に行えない。【解決手段】 推定した複数組の電流双極子のパラメータと計測した磁界とから、各電流双極子が生成する磁界の全体の磁界に対する割合を示す寄与率値の最小値、2個の電流双極子間の距離を示す距離値の最小値、及び、2個の電流双極子が生成する磁界の相関係数の絶対値の最大値を計算し(S4)、これらの値の組み合わせが予め設定した範囲内にあるか否かを判断し(S5)、範囲内である場合に、仮定した電流双極子の個数が過多であると判定する(S6)。
請求項(抜粋):
生体磁界の磁界源である電流双極子が複数個存在すると仮定し、複数箇所にて計測した生体磁界に基づいて収束演算により推定した複数組の電流双極子のパラメータから、仮定した電流双極子の個数が過多であることを判定する方法であって、推定した複数組の電流双極子のパラメータと前記計測した生体磁界とに基づいて、各電流双極子が生成する磁界の全体の磁界に対する割合を示す寄与率値、各電流双極子間の距離を示す距離値、及び、各電流双極子が生成する磁界間の相関係数の絶対値を計算し、前記寄与率値の最小値,前記距離値の最小値及び前記相関係数の絶対値の最大値の組み合わせが所定の範囲内である場合に、仮定した電流双極子の個数が過多であると判定することを特徴とする電流双極子仮定数の過多判定方法。

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